CD

La Llama

Savath + Savalas (サヴァスプラスサヴァラス*スコット・ヘレン*プレフュ-ズ73*デラロサアンドアソラ*デラロサアンドアゾラ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRC223X
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
期間限定盤

商品説明

数ある名義の中でも、一番派手な賞賛を得ているのはプレフューズ73名義であるのは異論がない。しかし、そのマルチな音楽的才能を最初に披露した作品は、実は'98年にリリースされた『Folk Songs For Trains、 Trees & Honey』であり、サヴァス &サヴァラス 名義だったのである!カタルーニャ人のシンガーソングライターであるエヴァ・プュエロ・ムンズとコラボレートし、トータスのジョン・ハーンドンとジョン・マッケンタイアによってミックスされた傑作は『Apropa't』。'70年代初期のフォークやサイケデリックなプロダクションのこの美しきアルバムは、「この作品には一切の偽りがなく、彼の音楽のパレットは予想を遥かに上回る広さであり、変動し続けているのだ」(The Wire誌)、「自然に放たれる輝きの中にあるカジュアルさをもつ『Apropa’t』を初めて聴いた時、それを何かにカテゴライズすることは不可能である。素晴らしきミュージシャンのアンサンブルに包まれ、まるで情熱と確信から生まれた作品のようである」(BBC評論:ジェームス・ルトレッジ)と大絶賛を受けた。'07年の『Golden Pollen』ではホセ・ゴンザレスやタイヨンダイ・ブラクストン(バトルス)等、蒼々たる面々が参加した作品ではあるが、ギレルモ・スコット・ヘレン自身が初めて本格的なボーカリストとしてフィーチャーされ、パーソナルな部分を映しながらもオーガニックな感覚が心に残る、優美で、透明感のあるアルバムとしてやはり多大な評価を集めた。そして最新作『La Llama』は前作をリリースした<ANTI>でもましてや<WARP> ではなく、<Stones Throw>から。南米のサイケデリック・ミュージックへの愛情を共有するプュエロ・ムンズ、そして新たにバンドに加わったロバート・カルロス・ラングを中心とし、マルコーニ・ノターホ(Marconi Notaro)、フラヴィオラ(Flaviola)などこれまで十分な注目を浴びてこなかった才能溢れるミュージシャン達と製作した本作は、事独裁に音楽で立ち向かった革命家ルーラ・コルテスとゼー・ハマーリョなどのブラジル人アーティスト、マーズ・ヴォルタのリーダー、オマー・ロドリゲスの作品『Old Money』、マッドリブがJ・ディラへのトリビュート作品である『Beat Konducta、 Vol. 5-6: A tribute to ...』にインスパイアされ、到達したミニマル・カタラン・サイケ・フォーク・サウンドである。

その他のバージョン

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  • CD

    La Llama

    ¥2,120 国内盤 2009年04月08日発売

収録曲   

  • 01. Intro
  • 02. La Llama
  • 03. Las 7 Sendas
  • 04. Carajillo
  • 05. Una Cura
  • 06. Pavo Real
  • 07. El Colleccionista
  • 08. Sounds of Bowery
  • 09. La Loba
  • 10. Pajaros En Cadaques
  • 11. Me Voy
  • 12. Untitled
  • 13. Barceloneta
  • 14. Postlude
  • 15. No Despierta
  • 16. Adeu

ユーザーレビュー

総合評価

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年末です。大掃除のつもりで,最早収拾のつ...

投稿日:2009/12/30 (水)

年末です。大掃除のつもりで,最早収拾のつかない我がCD達を整理しようとしてたら何故かPrefuse73やSavath+・・に手が止まり,久しぶりに聞き込んでいたら,Savathの新盤が欲しくなり近所のHMVへ。これはもうジャンル分け不可能な「スコット・ヘレンの音楽」としか言いようの無い盤でした。この種の聴き手に自由な連想を任せる盤は嫌いではありません。音楽の自由さがそこにはあります。Prefuseとは違い,「言葉に重きを置いた」作品とライナーには書いてありますが,生憎,歌詞は付いておらず,スペイン語の意味を知りたいと思いつつ,知れば知ったでその意味に囚われてしまうことにもなりかねず,とにかく夢幻のような歌声とそれを彩るアコギや電子音響に包まれていると気持ち良く50数分が過ぎるのでした。

joe さん | 宮城県 | 不明

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'09年発表。これまで通りのポストモダン・トロピカリア...

投稿日:2009/04/12 (日)

'09年発表。これまで通りのポストモダン・トロピカリアだが、随所でアシッドなシンセやコンクレート的な電子音響が過去以上に大々的に響いており、ものすごく幻惑的。エヴァの深いリバーブのかかった歌声も、混然とした音像に溶け込んでしまっている。どうしたらこういうミックスになるんだろう?と思ってしまうほど奇妙なパラノミック・サウンドの曲もあって、非常に刺激的。ROMのマット・クラムとピヴゥットのローレンス・パイクがゲストで参加している。「Everything She Touched Turned Ampexian」と「La Llama」はどちらも、エクアドルからの移民の二世で、マイアミ・シーンが生んだ鬼才エプスタインことロベルト・カルロス・レンジとの共同プロデュースになっているが、この人が果たしてる役割は存外に大きいのかもしれない。

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