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The Chemical Brothers (ケミカル・ブラザーズ) プロフィール

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The Chemical Brothers

1989年、歴史は始まった。トム・ローランズ(71年生まれ、HenryUponThames出身)と、エド・サイモンズ(70年生まれ、SouthLondon出身)は、当時在学していたマンチェスター大学で出会う。ともに中世史の学生だったという。90年代初頭、当時はいわゆるマンチェ・ブームの真っ只中。勉学の傍ら、クラブ「Most Excellent」に入り浸り、トムは、エドと活動し始める一方、Arielというバンドもかけもちしていた。

そんな彼らが「ダスト・ブラザーズ」の名前で、自主制作によるプロモ盤"Song To The Siren"を地元のインディーズ「Eastern Block Record」から発表したのは92年のこと。その後、“Naked Under Leather”というパーティでのDJを通じ、アンドリュー・ウェザオールがこの曲を気に入り、「Junior Boys Own」と契約し、「Sabres Of Paradise」名義でリミックスも手がけた。

94年春には、2枚目のEP「14th Century Sky」と、そのリード・トラック"Chemical Beats"が話題になる。この曲がきっかけでプライマル・スクリームや、シャーラタンズなど、多くのロック・バンドのリミックスを手がけることとなり一躍人気リミキサーに昇格した。

94年8月〜11月の時期は、伝説の“The Heavenly Sunday Social”でDJ(翌96年、Heavenlyレーベルより、「live at the social volume 1」というタイトルでMixアルバムもリリースされている)。ここの常連だったのが、ティム・バージェス(シャーラタンズ)とベス・オートン。この2人の協力も得て、初のアルバム制作へととりかかる。この頃、アメリカの本家ダスト・ブラザーズからのクレームから、「ケミカル・ブラザーズ」と改名。

95年6月 シングル"リーヴ・ホーム"リリース。初のUK Top20ヒット(17位)。
95年7月 UKで1stアルバム「Exit Planet Dust」発売。UKアルバム・チャートTOP10入りを果たす。
95年9月 国内盤アルバムが「さらばダスト惑星」のタイトルで発売。UKでシングル"Life Is Sweet"発売(25位)とスマッシュ・ヒットを連発。
95年10月には早くも初来日公演(大阪クアトロ、東京リキッド1回)を果たす。すでにその筋では大注目となっていたため、公演は満杯。しかし、後に「ビッグ・ビート」や「デジタル・ロック」と呼ばれる彼らの音楽性は、単なるテクノとも、ロックともいいきれず、ロック専門誌の扱いも小さかった。
95年11月 UKのシングル2枚の内容をカップリングした、「ケミカル E.P.」発売。
96年1月 UKでEP「Loops of Fury」発売。13位。
96年10月 デビューから約1年。衝撃が走る。当時、人気絶頂だったオアシスのノエル・ギャラガーをゲスト・ヴォーカルに迎えたシングル"Setting Sun"がUKシングル・チャート初登場1位を記録!

一方、日本では「Future Sound Campaign」が始まり、ゲームのサントラ「Wipeout XL」にケミカルのナンバーが使われたことから、同サントラや他Virginテクノ・アーティストを対象に実施。「Wipeout」のイベントもリキッドルームで行われる。翌月、日本盤EP"Setting Sun"は、1ヶ月遅れの発売ながら、大ヒットを記録。ロック・ファンをつかんで、ケミカルの認知度は大きくアップしていく。

97年3月 2ndアルバム「Dig Your Own Hole」発売(日本先行)。UKチャート1位を記録!ロック専門誌の注目も俄然大きなものとなる。アルバムからの先行シングルは"Block Rockin'Beats"(全英1位!!)。 (ケミカルの"Setting Sun"、2ndアルバムからの先行シングル"Block Rockin'Beats"、プロディジーの"Firestarter"、"Breath"(共にUK1位)、アンダーワールドの"Born Slippy"(UK2位。映画「トレスポ」より)が、テクノをそれまでのコアファンだけのものから、ロック・ファンや、いわゆるトレンドに敏感な人たちに開放する。ロック系のクラブが大きくなっていったのもこの頃。そういえば、当時の「デジタル・ロック」という言葉も、彼らの一般化には寄与したと言える。)

97年6月再び来日公演が実現。(東京はリキッド2回+Blitz、大阪クアトロ2回)チケット入手は困難を極める。わずかなテクノファン、というより、今に連なるアバレ系や、笛をピーピー吹いているダンス・ファンが混在。ケミカルの一般化と、その音楽性の懐の深さを感じさせる。翌月、 3rdシングル"Elektrobank"が発売され、改名のきっかけともなった「本家」ダスト・ブラザーズによるリミックスが実現。(この後"Private Psychedelic Reel"もリリースするが、チャート対象外となる規格で出たため、UKシングルチャート入らず。)この年はツアーや、サマーフェス出演を続け、アメリカでもアルバムはミリオンに迫る売上を記録。

98年からも破竹の勢いでケミカルは突き進む。
98年3月 アメリカ・グラミー賞で、"ブロック〜"が“ベスト・ロック・インストゥルメンタル”を受賞。
98年10月 DJミックスアルバム「Brothers Gonna Work It Out」発売。
99年1月 3rdアルバム「Surrender」完成。
99年3月 初の「プロモーション」来日実現。渋谷Yellowで媒体向け試聴会を実施。本人達も登場。
99年5月 彼らがトリをつとめたUKのビッグ・クラブ・ミュージック・フェス「Homelands」に、日本からもスタッフ派遣。先行シングル"Hey Boy Hey Girl"リリース。
99年6月 3rdアルバム「Surrender」発売。2作連続UKチャート1位!(SONY MDウォークマンのタイアップ“Hey Boy〜”が実現。)
99年7月31日 FUJI ROCK FESTIVAL出演。トリのブラー前。アルバム出した後、最初の日本公演ということもあり、大いに盛り上がる。同じく出演したアンダーワールドと共に、「テクノ」が「ロック」フェスの主役となった。 2ndシングル「レット・フォーエヴァー・ビー」では、またしてもオアシスのノエル・ギャラガーが参加しスマッシュ・ヒット。特に話題となったのはミシェル・ゴンドリーによるビデオで、モデルの顔が万華鏡のように拡大していくエフェクトは、後にミシェル本人のディレクションによるGAPのCMでも大いに活かされた。
10月にはアルバムからの3rdシングル"Out Of Control"発売。ニュー・オーダーのバーナード・サムナー、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー参加で、アルバム最強といわれていた曲。UKではTOP20入りのヒットとなる。
ずっとツアーを続けてきたケミカルだが、ミレニアム・イヴにはイギリス・シェフィールドで巨大クラブ・フェス「Gatecrasher」で締めくくり。彼らの最新リミックスであるプライマル・スクリームの「スワスティカ・アイズ」で大いに沸かせた。

年が明け、3度目の来日公演(BAY NKホール2回、福岡Zepp、大阪Zepp2回、名古屋ダイヤモンド)都内でこっそりDJも…。またこの年、4thシングル"ミュージック:レスポンス"が、Levi’sの日本と東南アジアでのみCMに使用されたり、7月には2年連続FUJI ROCK FESTIVAL出演(ちなみに、この夏グラストンベリーにも出演。)と日本での活動が多かった。00年後半には、ロンドン西部の小さなバーで、「Glint Night」と名づけたゲリラ的DJパーティを行う。200〜300人しか入らないハコで行われていたが、ウワサが広まると収拾がつかなくなり、中止を余儀なくされたらしい。

01年、ケミカル、4thアルバム制作にとりかかり(NMEがいち早く報じる。)、アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画「トゥーム・レイダー」サウンドトラックに、"Galaxy Bounce"を提供。秋には限定枚数のアナログに収録されていた"Afrika"を、急遽限定でコマーシャル・リリース。タイトルは"It Began In Afrika"に変更。UK7位。日本では10月3日にリリースされ、限定の1万枚を3週間で売り切る。オリコンでは初登場35位と、洋楽・タイアップ無しとしては異例のチャート・アクション。(スペインでは2週1位。) 01年10月 「Come With Us」完成。後半から12月頭にかけてプロモーション来日を果たす。12/1には、青山のManiac LoveでシークレットDJ。また、「Electragride」のファットボーイ・スリムのステージに乱入。 アルバムからの新曲"Star Guitar"OA開始。全国ラジオ・チャート急上昇!

02年1月21日 4thアルバム「Come With Us」発売(日本先行発売)。UKチャート1位を記録!ダンス・テクノジャンルのアーティスト史上初のUKチャート3作連続1位の快挙!そして日本でもオリコン10位を記録!02年2月には凱旋来日公演が実現(赤坂ブリッツ2回(追加公演)、東京ベイNKホール、Zepp Osaka2回)。その後、アルバムからの3枚目のシングル"THE TEST"が発売され(この曲には元ヴァ−ヴのヴォーカリスト、リチャード・アシュクロフトが参加)、7月 FUJI ROCK FESTIVALに出演(3回目)。ペット・ショップ・ボーイズの後に出演、トリを務め会場は大いに盛り上がった。8月 FILAとのタイアップでケミカルロゴ入り特製シューズを発売。都内クラブ“AIR”で発売記念イベントを実施、本人達も来場。

そして…!!!03年9月、ファン待望の新曲"Golden Path"を発売!今作では何とあのザ・フレーミング・リップスが参加。同日、彼らの10年間にわたる活動の中のヒット曲を収録した、初のベストアルバムもついに発売される! 

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