何も知らずハバナの地下に降りたら、彼が演奏してました。 鳥肌もん。 ジャズは生ものだけど、まずはCDで。

打楽器とピアノのバランスが絶妙。ピアノのキーを赤ん坊をなでるようなやさしさで弾いていたかと思うと、怒涛のように弾く場面があったりして音の強弱により同じ楽器でもここまで与える印象が変わることに驚いた。東京Jazzフェスティバルでのソロ演奏を聞いてCDを購入しましたが、アーティストが持つ予想以上の才能とパワーに圧倒されました。

東京JAZZで初めて聴いたピアニストです。あの時に限って言えば、ハービー・ハンコックの100倍かっこ良かった。音の生命感、躍動感が段違いでした。ピアノ云々よりも、このアルバムの魅力はバンド全体のGroove!ピアノはもちろん、ベース、ブラス、パーカッション、みんなとっても切れが良くて、表情豊かなGrooveを持っています。本人のプロデュースというから、このバンド全体を引っ張るGroove感覚、次に何をやってくれるのかとても楽しみ！