4枚のアルバムを残して1970年に解散した Harpers Bizarre が,1976年に再結成してリリースした5枚目のアルバム「AS TIME GOES BY」です。ジャケットには4人が写っていますが,この時の再結成は,(多忙であった?)Ted Templeman が不参加で,他の John Petersen, Dick Scoppettone, Dick Yount, Ed James によるものでした。再結成以前のサウンドと比較して違和感のない作品になっており,偶に遭遇する「再結成盤でがっかり…」という事態にはならないと思います。1976年に再結成した背景について,ブックレットに収録された Dick Scoppettone の言葉には「1976年はアメリカ独立200周年記念だった。だから僕は200周年記念のために何かしようと思ったんだ。それで「ザッツ・ザ・ウェイ・イット・ワズ」を作ったんだ」とあります。