DVD 輸入盤

グラインドボーン音楽祭 DVDボックス 1972〜1980(11DVD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2038008
組み枚数
:
11
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

グラインドボーン音楽祭の歴史と伝統を感じるDVDボックス

毎年5〜8月にかけて行われるイギリス、イースト・エセックス州のグラインドボーンで開催されるグラインドボーン音楽祭。1934年に貴族で資産家だったジョン・クリスティによって創設。歌手であったクリスティの妻のためにオペラ・ハウス(=グラインドボーン・ハウス)を建設したのが始まりです。イギリスの美しい庭園で開かれる優雅な音楽祭は世界中のオペラ・ファンの憧れ。また新人歌手の登竜門とも言われる権威ある音楽祭です。
 このDVDボックスは、1972年から80年にかけてグラインドボーン音楽祭で上演された11演目計26時間の映像を収録。当時首席指揮者を務めていたジョン・プリッチャード時代から音楽祭の顔として出演しているロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。そのジョン・プリッチャードは1964〜77年まで音楽祭の音楽監督を務め、ここにも『マクベス』、『フィガロの結婚』、『イドメネオ』、『コジ・ファン・トゥッテ』といった音楽祭としても重要なレパートリーを残しています。また演出には名演出家ピーター・ホール、歌手陣にはキリ・テ・カナワ、ジャネット・ベイカー、イレアナ・コトルバスといった錚々たる顔ぶれで、伝統を感じる正統的な演出に、時代を彩った名歌手たちの歌唱に感動します。特に1973年の、『フィガロの結婚』は歴史に残る名演で、スザンナ役のイレアナ・コトルバス、ロジーナ役のキリ・テ・カナワ、そしてケルビーノ役のフレデリカ・フォン・シュターデと3人の女性陣の演技力と歌唱力には圧倒されます。
 そして同じく音楽監督であったベルナルド・ハイティンク(1978年〜1988年)による『放蕩息子の遍歴』、『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、『フィデリオ』。といった数多くの名演が収められています。『魔笛』では、モーツァルトの意図を丁寧に描いたジョン・コックスの演出、そして『放蕩息子の遍歴』ともに出演しているまだ音楽祭参加間もないフェリシティ・ロットの若き日の歌唱にも注目です。(輸入元情報)

【収録情報】


● ヴェルディ:歌劇『マクベス』全曲(146分)

 ジョゼフィン・バーストウ(ソプラノ/マクベス夫人)
 コスタス・パスカリス(バリトン/マクベス)
 ジェームス・モリス(バス/バンクォー)
 キース・アーウェン(テノール/マクダフ)、他
 グラインドボーン音楽祭バレエ団
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・プリッチャード(指揮)

 演出:ミヒャエル・ハジミシェフ
 収録:1972年(ライヴ)
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲(168分)

 キリ・テ・カナワ(ソプラノ/伯爵夫人)
 フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ/ケルビーノ)
 イレアナ・コトルバス(ソプラノ/スザンナ)
 クヌート・スクラム(バリトン/フィガロ)
 ベンジャミン・ラクソン(バリトン/アルマヴィーヴァ伯爵)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・プリッチャード(指揮)

 演出:ピーター・ホール
 収録:1973年(ライヴ)
● モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』全曲(150分)

 ベンジャミン・ラクソン(バリトン/ウリッセ)
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ/ペネロペ)
 ロバート・ロイド(バス/ネットゥーノ)
 アン・ハウエルズ(ソプラノ/ミネルヴァ)
 ブライアン・バロウズ(テノール/ジオーヴェ)
 イアン・キャレイ(テノール/テレーマコ)
 ヴァージニア・ポポーヴァ(メゾ・ソプラノ/エリクレア)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 レイモンド・レッパード(指揮)

 演出:ピーター・ホール
 収録:1973年(ライヴ)
● モーツァルト:歌劇『イドメネオ』全曲(125分)

 リチャード・ルイス(テノール/イドメネオ)
 レオ・ゲーク(テノール/イダマンテ)
 ボゼナ・ベトレイ(ソプラノ/イリア)
 ジョゼフィン・バーストウ(ソプラノ/エレットラ)
 アレクサンダー・オリヴァー(テノール/アルバーチェ)
 ジョン・フライアット(テノール/大司祭)
 デニス・ウィックス(バス/神託の声)
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・プリッチャード(指揮)

 演出:ジョン・コックス
 収録:1974年(ライヴ)
● モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲(149分)

 ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)
 シルヴィア・リンデンストランド(メゾ・ソプラノ)
 アンソン・オースティン(テノール)
 トーマス・アレン(バリトン)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・プリッチャード(指揮)

 演出:エイドリアン・スラック
 収録:1975年(ライヴ)
● ストラヴィンスキー:歌劇『放蕩息子の遍歴』全曲(140分)

 レオ・ゲーク(テノール/トム・レイクウェル)
 フェリシティ・ロット(ソプラノ/アン)
 サミュエル・レイミー(バス/ニック・シャドウ)
 ロザリンド・イライアス(アルト/ババ)
 リチャード・ヴァン・アラン(バス/トゥルーラヴ)
 ヌアラ・ウィリス(メゾ・ソプラノ/マザー・グース)
 ジョン・フライアット(テノール/ゼレム)
 トマス・ロウラー(バス/管理人)
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 演出:デイヴィッド・ホックニー
 収録:1975年(ライヴ)
● ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲(120分)

 ドナルド・グラム(バリトン/ファルスタッフ)
 ヌッチ・コンドー(アルト/クイックリー夫人)
 エリザベス・ゲイル(ソプラノ/ナンネッタ)
 ベンジャミン・ラクソン(バリトン/フォード)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・プリッチャード(指揮)

 演出:ジャン=ピエール・ポネル
 収録:1976年(ライヴ)
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲(172分)

 ベンジャミン・ラクソン(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)
 スタッフォード・ディーン(バス/レポレロ)
 ラシェル・ヤカール(ソプラノ/ドンナ・エルヴィーラ)
 レオ・ゲーク(テノール/ドン・オッターヴィオ)
 エリザベス・ゲイル(ソプラノ/ツェルリーナ)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 演出:ピーター・ホール
 収録:1977年(ライヴ)
● モーツァルト:歌劇『魔笛』全曲(168分)

 フェリシティ・ロット(ソプラノ/パミーナ)
 レオ・ゲーク(テノール/タミーノ)
 ベンジャミン・ラクソン(バリトン/パパゲーノ)
 トーマス・トマシェク(バス/ザラストロ)
 メイ・サントス(ソプラノ/夜の女王)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 演出:ジョン・コックス
 収録:1978年(ライヴ)
● ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲(120分)

 エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ/レオノーレ)
 アントン・デ・リッダー(テノール/フロレスタン)
 クルト・アッペルグレン(バス/ロッコ)
 ロバート・オールマン(バリトン)
 カート・アペルグレン(バス)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 演出:ピーター・ホール
 収録:1979年(ライヴ)
● モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』全曲(136分)

 ライランド・デイヴィス(テノール/ベルモンテ)
 ヴァレリー・マスターソン(ソプラノ/コンスタンツェ)
 ウィラード・ホワイト(バス/オスミン)
 リリアン・ワトソン(ソプラノ/ブロンデ)、他
 グラインドボーン音楽祭合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 グスタフ・クーン(指揮)

 演出:ピーター・ウッド
 収録:1980年(ライヴ)


 収録場所:イギリス、イースト・エセックス州、グラインドボーン歌劇場

 総収録時間:26時間
 画面:カラー、4:3
 音声:PCMステレオ
 字幕:英独仏西
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

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前のバージョンのグラインドボーン音楽祭の...

投稿日:2020/02/22 (土)

前のバージョンのグラインドボーン音楽祭のDVD、まともに再生できたのは半分くらいでした!モーツァルトの『イドメネオ』なんか、面白くなったなと思った頃ドンと再生ストップして、画面がフリーズしました。『コジ』も以下同文。『後宮からの逃走』もダメでした。ここのメーカーのは配達されたら全部チェックすることが大切です。私のように負け犬にならないためにも!

トラトラトラ さん | 佐賀県 | 不明

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イギリス、イースト・エセックス州で行われ...

投稿日:2019/08/27 (火)

イギリス、イースト・エセックス州で行われるグラインドボーン音楽祭。ロンドンから汽車と車でおよそ3時間。とても小さな近代的なオペラハウスである。オペラが終了してからロンドンに帰ることはできないので、現地の小さなホテルに宿をとる。グラインドボーン音楽祭の名物は、幕間のピクニック。バスケットに思い思いの飲み物(シャンパンなど)とサンドイッチを入れて劇場の近くの丘にピクニックに出かける。休憩時間は1時間30分なので、充分にピクニックを楽しめる。2階バスがレストランになっていて食事ができる。 小規模のオペラハウスなので舞台は小さい。だから、演出も限られている。それだけ見所も他のオペラハウスとは違う。壁から突起が出て階段になるなど驚かされる。 新進気鋭のオペラ歌手が出演するので、とても演目が新鮮で大いに楽しめる。こうした劇場の演目をDVDで見れるのは楽しみである。

ゲゲゲアサ さん | 神奈川県 | 不明

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