CD 輸入盤

交響曲第9番 ヘルベルト・ブロムシュテット&バンベルク交響楽団(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ACC30477CD
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブロムシュテット&バンベルク響、2018年録音のマーラー9番
情念的な音楽とは一線を画す格調高い演奏!


バンベルク交響楽団の名誉指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット。両者が2017/18年シーズンの終わりに行ったコンサートのライヴ録音が発売されます。曲目はマーラーの最高傑作である第9交響曲です。
 ブルックナーを得意とするブロムシュテットですが、マーラーに関しては、サンフランシスコ響との第2番(1992年)、N響との第5番(1985年)、第4番(2001年)の録音、そして近年実演では、N響と2018年に『巨人』、2010年には第9番を演奏し好評を博しています。
 マーラーは、交響曲第9番を1909年の夏の間に書き上げ(1910年春、浄書完成)、自らが完成させた最後の交響曲となりました。初演はマーラーの死から一年後、ブルーノ・ワルター指揮、ウィーン・フィルの演奏で行われました。
 ブロムシュテットの演奏は、この作品でよく言われる「死を目前とした悲痛な叫び」というような情念的な音楽ではなく、細部をおろそかにすることのなく透明感あふれる瑞々しい響きで、格調高い演奏となっています。マーラーは「伝統とは火を守ることで、灰を崇拝することではない」という言葉を残しましたが、まさに本演奏はマーラーの音楽がもつ様々な種類の「火」を象徴して我々に提示しているようです。ブロムシュテットとバンベルク交響楽団は、1982年に初登壇してから40年近く良い関係を続けています。同団は、第2次世界大戦後ドイツへ亡命した「プラハ・ドイツ・フィルハーモニー」のメンバーがバイエルン州のバンベルクに移住して、1946年3月に結成。当初の名称は「バンベルク・トーンキュンストラー管弦楽団」でしたが、3か月後には「バンベルク交響楽団」と改称、以後、70年以上に渡って同じ名前で活動を継続しています。(写真c Andreas Herzau)(輸入元情報)


【収録情報】
● マーラー:交響曲第9番ニ長調
(I. 29:27/ II. 16:26/ III. 13:09/ IV. 24:26)

 バンベルク交響楽団
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音時期:2018年6月
 録音場所:バンベルク・コンサート・コングレス・ホール、ヨゼフ・カイルベルト・ザール
 録音時期:ステレオ(デジタル/ライヴ)

総合評価

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先頃プロムシュテットさんとNHK交響楽団の...

投稿日:2022/11/15 (火)

先頃プロムシュテットさんとNHK交響楽団のマーラー9番の実演を聴いてとても感動したので、本盤を久しぶりに取り出して聴きました。本盤は2019年の録音ですから基本的な解釈はほぼ同じですが、あらためて聴き直すと、バンベルク響とはメリハリがついた力強い演奏だと思います。N響との実演は丁寧に旋律をうたわせ、椅子に座って指揮する姿をずっと見ていたせいもあるのでしょうが、ゆったりと音楽が流れていたように思いました。いずれも甲乙つけ難い名演だと思います。

pocha さん | 大阪府 | 不明

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ブロムシュテットのマーラーを聴く機会は決...

投稿日:2021/03/12 (金)

ブロムシュテットのマーラーを聴く機会は決して多くないと思う。滅多に無いと言ったほうが現実的か。私はサンフランシスコとの「復活」しか知らない。N響との1番があったと思うが残念ながら未だ未聴である。 ブロムシュテットとバンベルク交響楽団の親密感はバンベルクのネット動画にあるブル5番のライヴ映像を見れば明らかである。マエストロへの尊敬の念。解釈を読み取ろうとする真摯な眼差し。そして、マエストロに暖かく寄り添い、全力の演奏を捧げる姿に現れていると私は実感した。 マーラー9番は、マエストロの音楽性に最も合った楽曲のひとつかも知れない。 音楽が粛々と進み、徐々に徐々に、さりげなく抒情的な表現が内へ内へと膨張していく。人間的な切なく美しい響きに感動しました。 素晴らしいブロムシュテット。素晴らしいバンベルクである。

rela-cla88 さん | 愛知県 | 不明

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とんでもない名演。とは言っても、なにか特...

投稿日:2019/07/11 (木)

とんでもない名演。とは言っても、なにか特徴があるわけではないが、「なにもやってないのに引き込まれていく」のは、ブロムシュテットさんのいつものやり方。誰でもできそうで、決して出来ない。 また、このオーケストラの、優しくて暖かい音色。2013年、2017年とこのコンビで来日してくれた時もベートーヴェンやブルックナーで堪能させてくれたが、マーラーにここまで合うとは。指揮者とオーケストラがお互いに信頼し尊敬しながら演奏していったのがついこないだったかのように思い出す。まあ、それはバンベルクだけでなく、チェコフィルも、ライプツィヒも、サンフランシスコも、そしてN響でも、強く感じたけど。 今日いまここに書いてるのは、7/11、ブロムシュテットさんの92歳の誕生日。happy birthday、これからも素晴らしい音楽を。

電車 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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