人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日 ハーパーBOOKS

トム・ミッチェル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784596541147
ISBN 10 : 4596541140
フォーマット
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
277p;15

内容詳細

冒険好きの若き英国人教師トムは南米旅行中、近くの海岸に立ち寄った。待ち受けていたのは重油にまみれ浜辺で息絶える無数のペンギン―だがその中にただ一羽生き残っていたペンギンがいた。助けられたペンギンは彼に懐いたのか海に帰ろうとせず、やがて“フアン・サルバドール”と名づけられ、トムが働く学校の屋上で暮らすように。教師とペンギン、ふたりが最高の親友になるまでを綴った実話。

目次 : ペンギンを拾う/ マゼランペンギン/ バスタイム/ フォークランド諸島は禁句/ おかしな税関/ 小魚をあげるから/ 紆余曲折を経て/ 新しい友人たち/ 掘り出し物/ 屋上談話/ 動物園を偵察に/ マスコット/ マリアの家へ/ ペンギンを探して/ 黄金郷を探して/ 「僕、泳げる?」/ そして、いつまでも幸せに暮らしました―/ あのころを振り返って

【著者紹介】
トム・ミッチェル : イングランド南部の農村に生まれ育ち、動物や鳥類、地球への愛情をはぐくんだ。アルゼンチンでの暮らしを終えたあとはコーンウォールに戻り、家業である農園経営を手伝うように。“コーンウォールの素晴らしい土”を耕しながら地元の聖歌隊で歌い、野生動物、とりわけ鳥の絵を描くのが趣味。人と自然がうまく共存していける道を提唱している。結婚後、4人の子供と3人の孫に恵まれた

矢沢聖子 : 英米文学翻訳家。津田塾大学卒業。幅広いジャンルの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chantal(シャンタール) さん

    1970年代、激動のアルゼンチンで助教として働く筆者が休暇で訪れたウルグアイの海辺で、重油に侵され絶命寸前のペンギンを拾う。アルゼンチンへ連れ帰り学校の屋上で飼育するのだが、そのペンギン「ファン・サルバドール」の可愛らしいこと!学校中の人気者となるのも当然か。ペンギンってこんなに賢く人懐こいのだな。冒険心に満ちた筆者の南米紀行も楽しい。外国で暮らす事の苦労もなんだかひと事ではない。人間と野生動物との共存はなかなか難しい。サルバドールの運命はあれで良かったのかどうかは彼だけが知っているのだろう。面白かった!

  • うまる さん

    南米が舞台のノンフィクション小説。とにかくペンギンが可愛い!ペンギン好きなら必読です。何といってもペンギンの頭の良さに驚きました。生まれたてから世話した訳ではなく、野生の大人ペンギンを人間社会に連れて来たのに、こんなに適応力があるとは。名取佐和子さんの"ペンギン鉄道"を読んだ時は、ペンギンが自分で電車に乗るなんて小説だからだよなぁと思っていましたが、この本読んだら、ありえるなと思いました。可愛いペンギンに癒されて、ちょっと環境問題について考えたくなる一冊です。

  • マリリン さん

    著者がアルゼンチンの寄宿学校に赴任中、旅先のウルグアイ浜辺で重油にまみれたペンギンを保護し葛藤しつつも傍で飼育。海洋汚染の深刻さや生き物の保護、子供や動物を育てる事や著者の探検談等とても興味深い事が書かれていた。ペンギンの生態や仕草が愛おしくリアルに伝わってくる。重油で汚染された海は痛々しい。15・黄金郷を探して...現地に行ってみたくなった。16・「僕、泳げる?」...教育者としての姿勢が素晴らしい。動物や人を育む事は常に葛藤が付きまとうが、気持ちに寄り添う著者の姿が印象的。エバ・ペロン...懐かしい。

  • Nabe さん

    たった一羽、生き残ったペンギンと若き教師。2人が親友になるまでのノンフィクション。 人間同士でも飼い主とペットでもない不思議な関係だけど、確かにそこにある友情が素敵。

  • ケン五 さん

    ペンギン青春冒険ロード小説。ペンギンも青春も冒険もロードもドキュメントだからやり過ぎず、とっても共感できる。なんと言ってもペンギンが素敵すぎる。描写も良くて挿絵も良いので、すっかり虜になってしまった。うちのネコと重なった。

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トム・ミッチェル

イングランド南部の農村に生まれ育ち、動物や鳥類、地球への愛情をはぐくんだ。アルゼンチンでの暮らしを終えたあとはコーンウォールに戻り、家業である農園経営を手伝うように。“コーンウォールの素晴らしい土”を耕しながら地元の聖歌隊で歌い、野生動物、とりわけ鳥の絵を描くのが趣味。人と自然がうまく共存していける

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