SACD 輸入盤

交響曲第10番(カステレッティ版) ヨン・ストゥールゴールズ&ラップランド室内管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2376
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


注目盤
ミケーレ・カステレッティによるマーラーの交響曲第10番
室内オーケストラ編成の補筆完成版がついにディスク化!


SACDハイブリッド盤。作曲家の死により未完に終わったため第1楽章のみを演奏する場合が多いものの、残された草稿から曲の全貌がある程度想像可能なマーラー最後の交響曲第10番。それゆえにクック版が主流のほか、カーペンター版、マゼッティ版、バルシャイ版、ホイーラー版、そして話題のガムゾウ版など、数々の補筆完成版が存在します。当録音は作曲家、指揮者として活躍するミケーレ・カステレッティ補筆完成版で編成は室内オーケストラです。
 「交響曲第10番はマーラーの作品中、最も情熱的で感情的である」と述べるカステレッティ。当作品の補完のきっかけとなったのはシェーンベルクが編曲したマーラーの交響曲第4番の室内オーケストラ版で、第10番でも同様の楽器を使用しております。ヨン・ストゥールゴールズ率いるラップランド室内管弦楽団が当作品の新たな魅力を伝えてくれます。(輸入元情報)


【収録情報】
● マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調(カステレッティ補完、室内オーケストラ版)


 ラップランド室内管弦楽団
 ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

 録音時期:2017年10月
 録音場所:フィンランド、ロヴァニエミ、コルンディ文化の家のホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

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ベルクか、ウェーベルンか。マーラーの交響...

投稿日:2019/07/14 (日)

ベルクか、ウェーベルンか。マーラーの交響曲第10番の作曲経緯や演奏の歴史をかじっていなければ、この録音のサウンドを耳にしたなら彼ら新ウィーン楽派の作曲家を思い浮かべていたと思います。 マーラーの交響曲第10番にカステレティによる新しい版が紹介されました。こう聞くと、マーラー好きは「またか」と思われることでしょう。私もそうでした。 この予想は良い方向性で完全に裏切ってくれました。 私には、弦のグリッサンドを駆使して作品の新しさと研ぎ澄ましたを音響と緊張感を伝えてくれました。 マーラー交響曲第10番は第1楽章を除けば、主旋律や断片的なスケッチ楽譜しか残っていないので、編成が少ないアンサンブルで演奏する方が無理がないように思いました。現時点では私には、2019年一番の録音です。

Pastorale さん | 神奈川県 | 不明

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補筆完成版や、異稿、編曲が好きでもちろん...

投稿日:2019/04/30 (火)

補筆完成版や、異稿、編曲が好きでもちろん「私的演奏協会」関連は色々と聞いてきました。私は風信子 さん とは逆にHarmがなく人数が多すぎる点が、室内楽版編曲として期待していただけにちょっとがっかりでした。 実際聞いているとかなり違和感なく聞けますしすっきりとしています。ただそれなら室内楽版の編曲じゃなくても良い訳で。。。 ストゥールゴールズは好きな指揮者ですが、今回は表現したいのかはっきり感じられない気がします。。。急なポルタメントも違和感を覚えました。 風信子 さん のレビューは何時も拝見していて共感もっておりましたが、今回は異なる見解に。。。

論より感覚 さん | 東京都 | 不明

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厳密にはシェーンベルクらが設立した「私的...

投稿日:2019/03/11 (月)

厳密にはシェーンベルクらが設立した「私的演奏協会」で演奏された室内楽版第4交響曲とは楽器編成は異なる エルヴィン・シュタインの編曲した”第4”にはFag, Hrn,Trp, Hrpは無く カステレッティ版の”第10”にはHarmがない そして何よりも弦の人数が違う ”第4”が弦楽五重奏に対して”第10”は全パート複数で総勢13名による合奏だから 最小ではあるがオーケストラとしての響きを奏でている 指揮はシベリウスやニールセンの交響曲全集で強い印象を残したストゥールゴールズだ この”第10”からマーラーに入る例はなくは無いが極めて興味深い しかも室内楽版編曲からとは面白い これからどのようにマーラーと対峙していくのか愉しみだ 演奏は旧来のイメージを払拭している 死の影など皆無だ 溢れる生命力と新たな感情が横溢する爽快なものになっている そうなのだ マーラー自身これが最後の交響曲になるとも 命の灯が消えるとも予感などなかったことは伝記研究から分かっている 後の人が作った運命物語など信じまいとストゥールゴールズもおそらく思っている 雨が上がって日が差してきた あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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