SACD

ヴァイオリン・ソナタ集 イザベル・ファウスト、クリスティアン・ベズイデンホウト(シングルレイヤー)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMSA0036
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明


イザベル・ファウスト SACDシリーズ
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集


2016年10月の来日公演でも、当コンビはバッハのソナタ集を演奏しており、その流麗にして息のぴったり合った演奏で、絶賛されました。
 このバッハのソナタは、ヴァイオリンの声部と、鍵盤奏者の両の手が紡ぐ三重奏、いわば、トリオ・ソナタである、としばしばいわれます。トリオ・ソナタはバロックの作曲家にとって、対位法の技法を示す最上の場でした。バッハによるこれら6つのソナタは、対位法の最高級の技法が尽くされ、同時に音楽的愉悦に満ちた、トリオ・ソナタの決定的名作であるといえます。実際バッハはこの6つの曲集を「亡くなる前まで」何度も改訂し続けており、田園的なものから真摯で受難を思わせる空気のものまで多様性に富み、活き活きとした、傑作となっています。
 イザベル・ファウストがここで演奏しているヴァイオリンの銘器ヤコブ・シュタイナーは、一時はヨーゼフ・ヨアヒムの手元にあったと考えられている楽器で、キレの良さ、あたたかみ、そしてメランコリーな表情にも合う暗めの音を兼ね備えています。そしてベズイデンホウトが奏でるチェンバロは、ピノックから貸与された、バッハも深く愛したジャーマンスタイルの楽器で、オルガンのように豊かな響きを可能にしながら、一音一音の発音(響き)が非常にクリアな名器です。
 通常CD盤(HMM902256およびKKC5880)は2枚組での発売ですが、SACDシングルレイヤー盤では1枚のディスクに全曲を収録しての発売となります。。(販売元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集)


● 第1番ロ短調 BWV.1014
● 第2番イ長調 BWV.1015
● 第3番ホ長調 BWV.1016
● 第4番ハ短調 BWV.1017
● 第5番ヘ短調 BWV.1018
● 第6番ト長調 BWV.1019

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 クリスティアン・ベズイデンホウト(チェンバロ)

 【使用楽器】
 ヴァイオリン:ヤコブ・シュタイナー 1658年製
 チェンバロ:/ジョン・フィリップス、バークレー 2008年製(ヨハン・ハインリヒ・グレープナー(ジ・エルダー)、ドレスデン 1722年製モデル/トレヴァー・ピノックより貸与)

 録音時期:2016年8月18-24日
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer

 国内プレス
 限定盤
 日本語帯・解説付
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

【イザベル・ファウスト SACDシリーズ】
世界を魅了しているヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。ハルモニア・ムンディから新譜が出るたびに世界中で高い評価を得ています。これまでに日本限定企画としてSACDシングルレイヤー盤も発売され、音楽愛好者のみならずオーディオ愛好者の間でも高い評判を得てきました。今回は、ついに、2012年度レコード・アカデミー大賞を受賞した名盤『ベルク&ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲集』が登場! そして、同じくレコード・アカデミー賞(室内楽部門)を受賞したフランクのヴァイオリン・ソナタ、そしてベザイデンホウトとのバッハのソナタ集、というラインナップ。3タイトルで、ファウストの使用楽器が異なるのもポイントです。音色の違いをより深く感じることができます。ベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたマスター音源を、このたびも角田郁雄氏技術監修のもと、マスタリングを行いました。(販売元情報)

【主な使用機材】
D/A コンバーター:dCS954
A/D コンバーター:MERGING Horus
録音システム:MERGING Pyramix
DSD マスタリング/編集システム:SADIE DSD8
クロック・ジェネレーター:Antelope Audio Trinity
高精度・超低近傍位相ノイズ10MHz マスター・クロック・ジェネレーター:スフォルツァート PMC-01

内容詳細

17世紀の銘器から彫の深い多彩な表情を引き出す、ファウストの妙技には驚嘆するばかりだ。快速なアレグロ楽章は愉悦にあふれ、チェンバロとともにフーガの深奥を極める。現代の規範たりうる演奏として称賛したい。鮮烈な音空間が眼前に展開するSA-CDの音質も秀逸。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 第1番 ロ短調 BWV 1014
  • 02. 第2番 イ長調 BWV 1015
  • 03. 第3番 ホ長調 BWV 1016
  • 04. 第4番 ハ短調 BWV 1017
  • 05. 第5番 ヘ短調 BWV 1018
  • 06. 第6番 ト長調 BWV 1019 (以上収録予定/曲順未定)

ユーザーレビュー

総合評価

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 今年(2019年)4月、「東京・春・音...

投稿日:2019/06/18 (火)

 今年(2019年)4月、「東京・春・音楽祭 2019」内のコンサートで同6曲の演奏会に参加する機会を得た。ヴァイオリンとチェンバロの掛け合い、または対話(おしゃべりの時もあり)であったり、信仰告白にも近い場面など様々なドラマがあり、それこそがこの曲の面白さと感じたものだ。    そしてこの盤。自然ではつらつとふたつの楽器が鳴り響く。個人的な感覚で悪いが、うますぎて鮮やかすぎるあまり、興ざめしてしまうことが稀にあるファウストのヴァイオリンがここでは全然気にならない。ただ、そこに音が響き、音楽が伝わってくるとしか言いようがない。バッハの曲が技術性を超越しているのか、ベズイデンホウトのチェンバロが中和しているのかは判らない。   いずれにしても音楽に浸れる悦びを感じられる。実に自然ではつらつとしたヴァイオリンとチェンバロの音が織りなすバッハの宇宙を他の方にも感じてほしい。推薦。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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