ヴァイオリン協奏曲集『四季』、『アマート・ベネ』　アナスタシア・ペトリシャク、ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団員による弦楽合奏団

アマート・ベネ〜ヴィヴァルディ：ヴァイオリン協奏曲集
アナスタシア・ペトリシャク

ウクライナの俊才、アナスタシア・ペトリシャク、ソニー・クラシカルからデビュー！
第1弾は世界初録音を含む、ヴィヴァルディ・アルバム。

1994年ウクライナ生まれヴァイオリニスト、アナスタシア・ペトリシャクのデビュー・アルバムです。アナスタシアは5歳からピアノを始め、その後ヴァイオリンに転向。幼い頃から数多くのコンクールで入賞、注目を集め、10歳でイタリアに移り名匠サルヴァトーレ・アッカルドに師事。パルマの「アッリーゴ・ボーイト音楽院」を卒業、イモラの「Incontri col Maestro国際アカデミー」にも参加、そこでブロン、ベルキン、アモイヤルなど多くの名手に師事。
　ソリストとしては世界中のオーケストラと共演。なかでもテノール歌手アンドレア・ボチェッリとは15歳の時から共演を続けています。2010年に起きたハイチ地震をきっかけに社会活動を積極的に行っていることでも知られています。また彼女は、クレモナの“ストラディヴァリ財団”の協力により、財団がコレクションしている楽器の全てを定期的に演奏、各々のヴァイオリンの持つ微妙なニュアンスを伝える役目も担っています。
　アナスタシアのレコーディング・デビューとなるこのアルバムでは、ストラディヴァリの名器「トスカーノ」を演奏、光り輝く音色を存分に聴かせます。中心となるのは名曲『四季』。これまでにもたくさんの名手たちが演奏してきた作品ですが、ペトリシャクは作品を深く読み込み、4つの協奏曲を結びつけることで、作品で表現されている自然風景だけでなく、人生観に至るまでを克明に描き出していきます。様々な音があふれる現代においても、彼女は自身の「内なる声」を発信し続けています。（輸入元情報）（写真 輸入元提供）

【収録情報】
ヴィヴァルディ：
● ヴァイオリン協奏曲ハ短調 RV.761『アマート・ベネ』
● ヴァイオリン協奏曲集『四季』（全曲）
● ヴァイオリン協奏曲イ長調 RV.342

　アナスタシア・ペトリシャク（ヴァイオリン）
　ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団員による弦楽合奏団
　ルイジ・ピオヴァノ（指揮）

　録音時期：2017年9月11-16日
　録音場所：ローマ、オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）