CD 輸入盤

『ウィーン世紀末、6人の作曲家〜アルマ・マーラーのまわりで』 バーバラ・ハンニガン、ラインベルト・デ・レーウ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA393
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ウィーン世紀末、6人の作曲家〜アルマ・マーラーのまわりで〜

ベルクの『ルル』とガーシュウィンの『ガール・クレイジー』をひとつのアルバムで出会わせるという痛快な成功例で「Alpha」レーベルに颯爽と登場、グラミー賞クラシック声楽部門のみならずカナダ「Juno」賞でもクラシカル年間最優秀賞を獲得するなど、絶好調なすべりだしをみせたバーバラ・ハンニガン。ブリテン、ストラヴィンスキー、バルトーク、ベルクと、20世紀レパートリーの演奏史をあざやかに塗り替え続けてきたこの異才歌手はいま、オランダを中心に現代音楽シーンを賑わせてきた指揮者であり「ユニークなサティ弾き」でもあるラインベルト・デ・レーウと「ウィーン世紀末(世紀転換期)」をテーマに、妖艶・蠱惑的にして多彩な歌の数々をまたしてもユニークな音世界に結晶させてみせました。
 音楽家だけでなく建築家や哲学者などさまざまな知の巨人たちとも交流をもち、時代に独特の存在感を残した(グスタフ・マーラー夫人として知られる)アルマ・マーラー=ヴェルフル[1879-1964]を軸に、ツェムリンスキーやヴォルフ、新ウィーン楽派の異才たちがどんな空気感のなかに生きていたか、21世紀の気配と100年前とを軽やかに行き来するハンニガンの歌い口はどんな聴覚体験の刷新をもたらすのでしょう?(輸入元情報)

【収録情報】
● シェーンベルク:4つの歌曲 Op.2 (1899)

 期待
 その金色の櫛をくれないか
 高揚
 森にさす陽光

● ヴェーベルン:リヒャルト・デーメルの詩による5つの歌曲 (1906-08)
 理想の風景
 岸辺にて
 天へと向かう
 夜におびえて
 あかるい夜

● ベルク:7つの初期歌曲 (1907)
 夜
 葦の歌
 夜啼鶯
 夢を戴いて
 部屋にいて
 愛の讃歌
 夏の日々

● ツェムリンスキー:歌曲集 Op.2 (1895-1896)より
 思いつくこと
 春の日中

● ツェムリンスキー:歌曲集 Op.5 (1896-1897)より
 下衆なる期待
 ただ眠りなさい

● ツェムリンスキー:歌曲集 Op.7 (1898-1899)より
 そこに二人の子供がいて
 お誘い
 薔薇のイルメリン

● アルマ・マーラー=ヴェルフル:5つの歌曲 (1910)より
 静まりかえった都
 甘やかな夏の夜
 わたしは花のあいだを歩きまわる

● アルマ・マーラー=ヴェルフル:4つの歌曲 (1915)より
 夜のさなかの光

● ヴォルフ:ゲーテ歌曲集 (1888)より
 ミニョンの歌 I
 ミニョンの歌 II
 ミニョンの歌 III
 君よ知るや、かの国を

 バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
 ラインベルト・デ・レーウ(ピアノ)

 録音時期:2017年10月
 録音場所:オランダ、オムループ音楽センター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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いい歌といいピアノで 19世紀末から20世紀...

投稿日:2018/11/11 (日)

いい歌といいピアノで 19世紀末から20世紀初めの時代の歌と響きを堪能した ハニンガンのソプラノは聞き飽きない 美声を超えて自然な息吹の美しさが息遣いの向こうから透き通ってくる そしてデ・レーウのピアノが凄い 巧まずして音楽の個性を描き分ける 作曲家6人の違いが興味深い 新ウィーン楽派の中ではベルクの官能性が際立つ ツェムリンスキーがメロディストだったことがよく分かった アルマ・マーラーは未知数ながら伝えられていた通りその才能は顕著だ そしてヴォルフは一頭地を抜く歌曲作家だったのだと実感した 何よりもハニンガムをもっと聴きたいと思った あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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