秘剣の名医 吉原裏典医沢村伊織 コスミック・時代文庫

永井義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774714561
ISBN 10 : 4774714569
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
286p;15

内容詳細

吉原の裏長屋に住み、表舞台には現れぬ若き医師・沢村伊織。日夜あやしげな薬を調合し、小銭を稼ぎつつも、ひとたび患者の前に立てば、長崎仕込みの外科医術を駆使する凄腕の名医だ。代々、幕府の奥医師を輩出する名門武家に生まれた伊織は、家族の反対を押しきり、長崎留学へと旅立つ。師・シーボルトのもと、最新医学と西洋剣の妙技を学んだ伊織は、江戸への帰還とともに、数奇な運命に巻きこまれることとなるのだが…。吉原の陰に身をひそめながらも、伊織の天賦の才はさまざまな人を惹きつけ、やがて裏の名医として名を成していく。若き医師が医術と剣術で尊い命を救う、新シリーズの開幕!

【著者紹介】
永井義男 : 1949年生まれ。97年に『算学奇人伝』で第六回開高健賞を受賞。本格的な作家活動に入る。時代小説にかぎらず、さまざまな分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば さん

    美男子剣豪医無双剣・・を読む前にこちらを。漢方医の次男伊織はシーボルトの西洋医学を求めて出島へ。父親としては西洋医学を学んで欲しい反面シーボルトについて行くなら勘当と。自分の目指す方向を定めたなら助ける者もいる。江戸に帰る道中で見つけた薬。なんとまぁ・・(読まれたらわかります)その薬のお陰で吉原に家と下女を用立てしてもらい・・。このシリーズ12巻あるそうです。読んでみたいのですがこれだけがUnlimited。皆さんが図書館に通われるのと同じように重宝しておりますが・・。不便です( ノД`)シクシク…

  • 剛腕伝説 さん

    吉原の裏長屋の医師、沢村伊織。父は奥医師、本人は若き蘭方医でフェンシングの達人。江戸時代版・バイアグラの調合で小金を稼ぐ。支持したシーボルトの失脚とシーボルトに託された密書。大名の世子を内弟子にし、御家騒動の解決にも一役買う等々、興味深い状況が満載なのに、どの登場人物にも感情移入できない。 まず伊織という主人公の人物造形が稚拙で、伊織にどういう魅力を持たせたいのかが描写不足。 花魁に靡いてみたり、シーボルトの関係がばれるのを怖がってみたり・・。時間潰しにもう1〜2冊読んでみても良いかなぁとは思うけど。

  • まき さん

    吉原の中で医者をするというのが面白かった。剣がフェンシングとは出来すぎかな。軽く読めて後腐れない感じ。

  • blue-brass さん

    医療時代劇漫画、村上もとか著「Jin-仁」に目下ハマり中で、同時に並行して読みだしたのが本書。その少し前には、隆慶一郎の「吉原御免状」も読んでいたから、遊郭吉原の様子については、だいぶ構え(文化的免疫?)ができており、作者の筆力もあってぐんぐんと読み進んだ。初めて読む作家さんだが、調べてみたらNHK正月時代劇「いちげき」(2023/1月放送)の原作者だった。オモシロいのでさっそくシリーズ第2巻へ、と行きたいが、積ん読62冊が声を揃えて「私たち、かなり前からずっと並んでるんですけど」と言っている。

  • Kentarou Takeuchi さん

    吉原を舞台にした蘭方医の物語。意外にかなり真面目なトーンだが面白かった。優れた医術と特別な剣術の腕を持つも、まだ精神的に未熟な主人公が魅力的。厳粛な文体のまま、おニンニン薬とか出てくるところや、危うい女郎の描写等、所々危なっかしくて独特の雰囲気がある。

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永井義男

1949年生まれ、97年に『算学奇人伝』で第六回開高健賞を受賞。本格的な作家活動に入る。江戸時代の庶民の生活や文化、春画や吉原、はては剣術まで豊富な歴史知識と独自の着想で人気を博し、時代小説にかぎらず、さまざまな分野で活躍中。著書は百冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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