ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃

柴田哲孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396635473
ISBN 10 : 4396635478
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
467p;20

内容詳細

なぜ「真珠湾」だったのか?欧州戦線への参戦を目論み、日本に仕掛けられるルーズベルトの謀略。開戦やむなしに至った時、命運を託された連合艦隊司令長官・山本五十六が見せた、もうひとつの貌とは?

【著者紹介】
柴田哲孝 : 1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。1986〜88年にはパリ〜ダカールラリーに参戦。2006年『下山事件最後の証言』(祥伝社文庫)で第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年『TENGU』(祥伝社文庫)で第9回大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    歴史の証言はどこまでが真実なのだろう。誰の言葉が事実なのだろう。作者は概念としてフィクションであるというーあの頃の世界、ルーズベルトの謀略・・山本五十六が通じていたというのか?それは信じたくないと思うのは私の願望。世界は庶民の知らないところで魑魅魍魎が跋扈して12.8に至ったのだなぁ。そして、天皇の存在の希薄さよ。たらればは詮無いことではあるけれど、もっと早くに降伏してほしかった。いや、戦争など世界から無くなれ!

  • とくけんちょ さん

    真珠湾攻撃。それに至るまで、日本はどんな夢を山本五十六という人物を通して描いていたのか。ifとまでは言えないフィクションである。その時、それぞれの心境は想像するしかないが、読み物としては本作は充分に楽しませてもらえる。頭の中だけで展開する真珠湾に侵攻する特殊潜航艇の乗組員。その心中はいかばかりか。想像、妄想するに、息遣いまで聞こえてくるよう。元号でいう平成が終わる、でも忘れてはならない

  • 鬼山とんぼ さん

    真珠湾攻撃の裏面を多角的に描き、面白かった。築地に住み聖路加病院に通う私にとっては馴染みやすい話。取材はしっかりしており、山本がクリスチャン、フリーメーソンだった事実を軸に据えれば、山本愛好家の半藤一利が作った定説が覆える可能性もあり。私の心証で真偽は六分四分かな。著者の祖父が下山事件実行の一味でこの本には長生きしたその弟、喬が登場(同事件の真相も知っている模様)。ゾルゲ事件にも一枚嚙む。英米首脳の戦略的な考え方、特に対ヒトラー戦術としてスターリンを抱き込むなど、短絡的な日本人には真似ができないと感じた。

  • まんだよつお さん

    想像力だけで歴史の裏に隠された謎に迫り、それを物語として読者に提供すること――作家冥利に尽きる仕事だろう。だけど本作に限って言えば、さすがにやりすぎじゃないの? ルーズベルトが国民の士気を高め、日本への対抗心を煽るために真珠湾攻撃を黙認したという言説はよく耳にするけれど、ルーズベルトや米国政府の要人、はては山本五十六までがフリーメイソン結社員で、暗黙の密約が存在したとなると、眉に唾する思い。五十六教教祖のH藤氏やA川氏(故人)の感想を聞いてみたいものだ。

  • 路地裏のオヤジ さん

    真珠湾攻撃をFルーズベルトと山本五十六の出来レースだったという話。出来レースは行き過ぎだと思うが、アメリカが日本を攻撃するよう仕向けていたというのは、まんざら嘘ではない話でもないので興味深く読むことができた。  誇張はあると思うが、Fルーズベルトが日本人を嫌っていたのは本当のようなので、日本はアメリカの二人のルーズベルトに助けられ、痛い目にあわされたということですねー。

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人物・団体紹介

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柴田哲孝

1957年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。2006年『下山事件 最後の証言』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と日本冒険小説協会大賞(実録賞)、’07年『TENGU』で大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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