猿島館の殺人 黒星警部シリーズ 2 光文社文庫

折原一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334776824
ISBN 10 : 4334776825
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
361p;16

内容詳細

フリーライターの葉山虹子は東京湾に浮かぶ孤島「猿島」へ上陸する。帰りそびれた虹子が迷いこんだのは島で暮らす猿谷家の館。ところが、主人の藤吉郎が密室で殺され、その後も怪事件が続発する。犯人を示す鍵は「猿」。脱獄犯を追って島へきた黒星光警部と虹子は真相に辿り着けるのか。猿づくしの異色長編ミステリーが著者の大幅加筆修正のうえ新装版で新たに登場。

【著者紹介】
折原一 : 1951年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒。’88年、『五つの棺』でデビュー。同年、『倒錯のロンド』で江戸川乱歩賞候補に。’95年、『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナルピーチ さん

    『猿にやられたんだ』残されたダイイング・メッセージと密室トリックの謎?!またまたあの二人の活躍がみれるシリーズ第二弾。東京湾に面した「猿島」を舞台に“猿谷家”で起こる異色な殺人事件。黒星警部と虹子は“猿づくし”の謎に果敢に挑んでいく…。今回も黒星警部のマヌケっぷりと虹子のお色気を楽しみつつ、本題のミステリーでは折原先生らしい〈どくしゃからの挑戦〉に完膚無きまでにしてやらちゃいました。あれは見事な騙し討ち。そんな発想は浮かびません!パロディミステリとしてとても楽しめるシリーズ。おいおい続巻も読んでいきたい。

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆22088【猿島館の殺人 :黒星警部シリーズ2 (折原 一さん) k】シリーズ第一弾を飛ばしてしまったのですが、思いのほか楽しく読めました。イメージは、コメディー+ミステリー=娯楽みたいな。本作品、頭のいい猿が動物園から脱走し〜金を盗んで〜帽子を目深にかぶり〜背広を着て人間になりすまし〜連絡船に乗って島に渡り〜密室殺人をした?〜黒星警部は「犯人は猿だ!」まぢ〜っスか?どこまで本気なんスか?笑える(苦笑いですが)ミステリーっていうのも息抜きにはいいですね。ただ、とんでもないオチでしたけどね。

  • かめりあうさぎ さん

    黒星警部シリーズ第二弾。気軽に読めるユーモアミステリの系譜ですが、有名ミステリ作品のネタバレが多数あるのでそこは要注意ですね。孤島の館という絶対的な舞台のミステリで内容も面白かったんですが、読み終わってみるとやはり色々な名作ミステリを切り貼りした感が否めなかったです。黒星警部シリーズは今後も続々新装版が刊行されるようです。何だかんだ言っても追いかけると思います。

  • らび さん

    前作に続き文体の幼稚さは否めませんがこれがライトコメディに徹する要素だとしたら狙いは大当たりですね。他の住人がいない陸の孤島と化す「猿島」に唯一生活する猿谷一家に起こる連続殺人。私も最初はこいつが犯人だろうと同じ予断をしてしまい、ちょっと悔しい(笑)終わってみればそう「オリエント急行の殺人」。まあ今回はあまり気を失うことは無かったですね。

  • coco夏ko10角 さん

    黒星警部シリーズ第2弾。次に島に船が来るのは一週間後、島唯一の館で殺人事件が…。鬼面村のときは折原さんの他作品と感じが違うのでちょっとびっくりした記憶があるけど、今回は「このシリーズはそういうもの」と楽しんだ。このシリーズもそのうち読破したいな。

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人物・団体紹介

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折原一

早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。2018年には『異人たちの館

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