フランス人の第一次世界大戦 戦時下の手紙は語る

大橋尚泰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908073557
ISBN 10 : 4908073554
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;26

内容詳細

フランス人にとっての第一次世界大戦の全体像を浮かび上がらせる渾身の力作!終結100年を迎える第一次大戦に従軍した兵士たちやその家族などによる、フランス語の肉筆で書かれた大戦中の葉書や手紙の原物に当たり、4年の歳月を費やして丁寧に判読し、全訳と戦況や背景も具体的に理解できるよう詳細な注、解説、描き下ろした地図、年表等を付す。約200点の葉書・手紙の画像を収録した史料的価値も高い異色の1冊。

目次 : 第1章 1914年/ 第2章 1915年/ 第3章 1916年/ 第4章 1917年/ 第5章 1918年/ 第6章 被占領地域/ 第7章 アルザス/ 第8章 ベルギー/ 第9章 ガリポリとサロニカ/ 第10章 捕虜/ 付録

【著者紹介】
大橋尚泰 : 1967年生まれ。早稲田大学仏文科卒。東京都立大学大学院仏文研究科修士課程中退。フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイトKATE さん

    第一次世界大戦は、現在の世界の諸問題につながる歴史上の大事件である。しかし、日本では大きく取り上げられることがなく、書籍も少ないのは非常に残念である。そんな中、第一次世界大戦終結100年にあたる2018年に本書が登場したのは個人的によかった。本書はフランス語の翻訳家である著者自らが、第一次世界大戦下のフランスで書かれた手紙を集めて翻訳したものである。(しかも丁寧な解説や注釈等も書かれており史料的価値も高い。)手紙で書かれている内容は戦争の過酷さが浮かび上がり、当時のフランス人の苦悩が私の心に突き刺す。

  • フラだンス さん

    フランス人の書いた筆記体(草稿)にじかに取り組んで訳したというのが凄い。日本のフランス史専門の大学教授などで、筆記体の一次史料をじかに読み込んで物を言っている人が、どれだけいるのだろうか。ともかくも一次史料に取り組んだという点で、敬意を表したい。

  • 荏苒 byn さん

    夙に「ドイツ戦歿学生の手紙」(一次戦)があって、80年前に日本で岩波が出してた。訳の高橋健二は、二次戦の日本で熱狂的だった人物(余談)。独逸版は学徒の心情も特徴だった(遺書に近かった)。フランス版は、初めて見た。実物コピーと対照されそのリアルが特徴。時系列の戦況等の解説や、索引も付いた一種資料・事典。独逸ほど長文は無く、近況報告的な短文が多い。地名も自由に書いていて、検閲は無いらしい。短期に終わる噂に反し、死者は独177万、仏137万人。

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