17×63 鷹代航は覚えている

水生大海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396635459
ISBN 10 : 4396635451
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
271p;19

内容詳細

ある夜、自転車置き場で倒れている章吾を、偶然航が発見した。何者かに襲われたらしい。慌てて駆け寄った瞬間、大きな衝撃を受けた航は気を失ってしまう。やがて意識が戻った二人を待っていたのは、中身が入れ替わったカラダだった…!孫とジジイの最高のバディ誕生!

【著者紹介】
水生大海 : 三重県生まれ。出版社勤務、漫画家を経て2005年、チュンソフト小説大賞(ミステリー/ホラー部門)銅賞受賞。08年「罪人いずくにか」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞し翌年『少女たちの羅針盤』に改題しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みかん🍊 さん

    よくある入れ替わりものだが、男女ではなく17歳男子高校生と63歳の祖父が事件がきっかけで入れ替わる、高校へ通う中身は63歳の祖父が周りに首を突っ込み普段から目立たぬよう地味に過ごしていた孫と二人で謎解きをしていくのが面白く祖父の本音はあまり人と関わらない、無口で単語しか話さない孫に青春を謳歌して欲しいと環境を変えていく事。

  • ami*15 さん

    17歳の男子高校生と63歳の祖父の関係に発生した入れ替わり。まあまあなベタ設定でしたが、この入れ替わりは家では知らなかったお互いの姿や本当の気持ちを知るきっかけになり、孫と祖父の絆がより深まったように感じられました。ジェネレーションギャップに振り回されながらも元の姿に戻るため、事件を解決するために航と章吾が奮闘する様子がコミカルに描かれていて、なんだかパワフルな気分になれる作品でした。最後は全てが無事に解決しハッピーエンド?…と思いきや、曖昧に感じとれたラスト1文がなかなかに憎かったです(笑)。

  • よっち さん

    反目しあっているごく平凡な高校生・鷹代航と、運悪く会社をリストラされた祖父の章吾。ある夜、自転車置き場で倒れている章吾を偶然航が発見し、大きな衝撃を受けた航と章吾の身体が入れ替わってしまう物語。俗に言う入れ替わりモノで、おせっかいな気質で航の身体でぐいぐい行く章吾の言動がついつい気になってしまう、祖父の身体でままならない航。世代のギャップに戸惑いつつ学校絡みの謎解きや犯人探しに挑んでいく展開で、ままならないドタバタぶりや痛い本音に直面したり、そんな経験を経た二人のその後がとてもいい感じに思えた物語でした。

  • coco夏ko10角 さん

    そうだよね、「入れ替わってるぅ〜!?」の相手は必ずしも同年代の異性とは限らない。この作品では17歳男子高校生と63歳のその祖父が。最初と最後のメインの事件はともかく、途中の謎とかがあまり…。あと案外性格が似てるのか一緒にいる場面ではどっちがどっちかちょっと分かりにくかった。

  • rosetta さん

    ★★★★☆17歳の航と63歳の章吾。駅前の自転車置き場で祖父が刺されて血を流しているのを見つけた航はその直後自分も頭を打って気を失う。病院で目覚めた時2人の身体と心は入れ替わっていた。事件の犯人を探しながら日々起きる小さな謎を解いていく。覇気のない航とお調子者の章吾。それでも謎解きには航が意外な閃きを見せる。なんというか小気味のいい小説。自分が航よりも章吾の歳に近いことに苦笑いしながら読む。どちらの年代からも共感を得られそうな上手い設定だ。2人の年齢が17歳と63歳であることに隠された意味はあるのか?

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人物・団体紹介

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水生大海

三重県生まれ。2008年、『罪人いずくにか』でばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞し翌年、同作を『少女たちの羅針盤』と改題しデビュー。14年、「五度目の春のヒヨコ」で日本推理作家協会賞短編部門の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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