看る力 アガワ流介護入門 文春新書

阿川佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611720
ISBN 10 : 4166611720
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

作家、インタビュアーとして活躍するいっぽう、九十四歳で亡くなった父・弘之氏を看取り、いまは認知症の母の世話をするなど、介護経験豊富なアガワ。一万人以上のお年寄りと向き合い、六千人以上の最期を看てきた高齢者医療の第一人者、大塚医師。二人が語る親&伴侶の正しい介護法、理想的な老後の生活術―。

目次 : 1 看る力・家族編(好物は喉につまらない/ 医療より介護、介護より生活/ 赤ちゃん言葉は使わない ほか)/ 2 看る力・夫婦編(認知症の診察は夫婦一緒に/ 定年後の夫は新入社員と思え/ 一人暮らしのススメ ほか)/ 3 看られる覚悟―あなたが高齢者になったら(七十五歳が節目/ 老人に過労死なし/ なぜ老人はいつも不機嫌なのか ほか)

【著者紹介】
阿川佐和子 : エッセイスト、作家。1953(昭和28)年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。『ああ言えばこう食う』(檀ふみ氏との共著、集英社)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。2012(平成24)年『聞く力』(文春新書)が年間ベストセラー第1位に。14年菊池寛賞を受賞

大塚宣夫 : 医師。1942(昭和17)年岐阜県生まれ。慶應義塾大学医学部卒。67年同大学医学部精神神経科学教室入室。68〜79年まで(財)井之頭病院に精神科医として勤務。その間、フランス政府給費留学生として2年間滞仏。80年青梅慶友病院を開設し院長に。2005(平成17)年よみうりランド慶友病院を開設。10年慶成会会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    阿川さん、私は貴女のように『イライラしたら笑っちゃおう』の境地に達していないのです。我が子を育てた時も感情的になった私です。『認知症』の診断は家族の為・・そうだと思います。独居の母がこの状態でいつまで頑張れるか・・墓守娘の私がどこまで見守ることが出来るか・・肯きながら読みました。介護や自分の老後を思いました。『慶友病院』のような病院が私の住む田舎にもあったらなぁって思いました。75才からが本当の老後・・あと何年?(汗)夫にも読ませたい。

  • aloha0307 さん

    介護付きマンション 契約当日にキャンセル、私の自宅なら行くと言ったが結局は独居に逆戻り〜この間かれこれ約1年。母他界後10年 要介護1&中期認知症 わが父の実情です。重苦しいテーマながら、本書は明るく可愛らしい阿川さんに救われます。常識を見直す提言がいろいろ。”孤独死の何が悪い””上げ膳据え膳より一人暮らしの方が老化防止になる”etc ...私自身が独りよがりだったのか...”介護は長期戦 独りで抱え込むな!” こちらのこころの平静が何よりですね。 さあ、これから父宅を訪ねます。おいしいお寿司買ってこ☺

  • アーモンド さん

    姑、実父と相次いで認知症状が現れて、ほんとに本人にとっても周りにとってもつらい病気だなと思う。で、私たち夫婦はひたすらピンコロを願うが、実際にピンコロできるのは5%だそうだ。ほぼ無理だと腹をくくるきっかけになった本となった(^_^;)歳を取るほどお金が必要だそうだ。わかってはいるつもりだったが、もっと早く知りたかった。笑って受け入れられるくらい、達観したいものだ。

  • てんちゃん さん

    父・弘之氏を看取り、いまは認知症の母の世話をするなど、介護経験豊富な阿川氏と高齢者医療の第一人者、大塚医師、二人で交わされる介護対談。もちろん参考になる部分もありました。でも、弘之氏が晩年入院していた大塚医師が営む慶友会病院は標準で一月65万〜の入院費です。それに阿川さんはお母さんの介護にあたって、昔、家に出入りしてたお手伝いさんに介護に来てもらっているとのこと。 月十万以上の支払いでしょう。そりゃあ、施設入所もお手伝いもしてもらった方がいいけど、世間一般とズレ過ぎた金銭感覚で参考にならない(T_T)

  • 瀧ながれ さん

    介護の仕事に就いたので、なんか参考になる話を読みたいと思い購入。父を病院で看取り認知症の母を介護する阿川佐和子氏と、阿川弘之が入院していた老人専門の病院の院長である大塚宣夫氏との対談。高齢者や認知症についての率直な言葉が読めて、実例が多く挙げられているのでおもしろく呑み込みやすい。あのご利用者さまを思い出すな、と思わせるエピソードがあったりもして、軽い読み口なのに得るものが多い読書だった。これからの両親への、また自分自身の加齢への覚悟にもつながる一冊。

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阿川佐和子

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなっ

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