島のエアライン 下

黒木亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620108360
ISBN 10 : 4620108367
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
334p;20

内容詳細

たった一機で島の空路を支える「天草エアライン」は、重整備や故障、乗客の減少、人材流出など、次々とトラブルに見舞われる。民間航空会社から社長を招き、新路線も開設するが、思うような効果は上がらない。倒産も視野に入るなか、関係者たちは“島の翼”を守るため、それぞれの持ち場で奮闘を開始する。そして役割を終えた飛行機の第二の人生とは?独力で飛行機を飛ばす島の夢と苦闘の実話物語―圧巻の完結扁!

【著者紹介】
黒木亮 : 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンスなどを手がける。2000年、国際協調融資の攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    上下巻、650頁完読しました。航空業界は、構造不況業種だと考えていますが、これほどまで難問山積みで、自転車操業・赤字状態だと思いませんでした。 天草エアラインは、まだましな方ですが、全国にどれだけほとんど使われていない空港(佐賀、神戸等)があるのでしょうか? https://www.amx.co.jp/

  • hiro さん

    熊本・天草の「島のエアライン」を立ち上げから運行開始一年後までを描いた上巻に続いて、この下巻も一気に読んだ。この下巻は、天草エアラインがパイロットの引き抜きや経営危機などをどのように乗り切り、古くなった機体の更新までを実話に基づいて小説化としている。企業小説としては、悪役が登場する池井戸作品と比べるとハラハラドキドキはないが、古くなったDHC-8を新機材に変更する終盤は、航空会社にとって航空機がどれほど重要かがよくわかった。ぜひ伊丹からATR 42に乗って、天草の世界遺産「ア津集落」を訪れてみたい。

  • それいゆ さん

    私はこの会社の存続については今も危惧していますが、社員全員が社長で、SNSで積極的に発信してPRする日本一小さな航空会社の姿勢は支持します。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界文化遺産に登録されたので、さらなる成長を期待しています。ぜひ一度乗ってみたいです。

  • どぶねずみ さん

    航空マニアがとても楽しめる内容だと思う。専門用語はもちろんたくさん登場するけど、飛行機の細部まで知ることができるのは楽しかった。赤字経営を短期間で黒字化したドラマがあり、LCC参入でパイロット不足に陥る中、第三セクターがLCCのやり方で建て直していく経営手腕も読み応えあり、勉強にもなった。あらゆる人脈を使ったアイデアは、機会があれば他業種でも参考にしてみたい。そして一度天草エアラインに搭乗して、天草の大パノラマを拝見してみたい。前社長が書いた『日本一小さな航空会社の大きな奇跡の物語』も読んでみたい。

  • Kiyoshi Utsugi さん

    下巻は、天草エアラインが運航を開始した2000年の翌年にあたる2001年から運航機材をこれまでのボンバルディアDHC-8からフランスATRのATR 42-600に変更するまでを描いています。 運航するまでに比べると、それほど大きな試練もなかった(ただ常時経営は苦しかったみたいではあります。)ので、上巻に比べると、今ひとつ盛り上がりに欠けたように思います。 ただ、あの頃の自分はあんなことしてたんだと思いながら読んでました。 天草エアラインが使っていたDHC-8はノルウェーで使用されていたみたいです。

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黒木亮

1957年北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社勤務をへて、2000年、国際協調融資を巡る攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。大学時代は箱根駅伝に2度出場し、20kmで道路北海道記録を登り替えた。ランナーとしての半生は

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