契約結婚はじめました。 3 椿屋敷の偽夫婦 集英社オレンジ文庫

白川紺子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086801966
ISBN 10 : 4086801965
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

〈椿屋敷〉と呼ばれる一軒家に住む香澄と柊一は、ワケあって結婚した“偽装夫婦”。
――しかし最近、偽装とも言い切れない感情が、お互い芽生えつつあるような。
そんな時、香澄の元・許嫁の晶紀が、椿屋敷の裏にあるアパート〈すみれ荘〉に引っ越してきた!
彼の目的はもちろん――。
椿屋敷で、まさかの三角関係、勃発か!?
また、ひょんなことから、すみれさんに二人の秘密を知られてしまい……?

「仲良しだけど偽夫婦」が解決するあれやこれや、今回は三つの“秘めた恋”。
義理の姉、同性の生物教師、年の離れた妻……
“椿”に託した、人には言えない想いの行方は――。

大人気『下鴨アンティーク』シリーズ、『後宮の烏』の著者がおくる
ふんわりご近所事件簿、第3巻。


【著者紹介】
白川紺子 : 三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひさか さん

    2018年6月講談社オレンジ文庫刊。書下ろし。シリーズ3作目。5つの連作短編。黒龍と関西黒龍という2つの椿が登場する「火宅の恋」が、マニアックで面白かったです。

  • カメ吉 さん

    一気読みでしたが偽装夫婦な2人に色々な問題が降りかかり関係にも変化が?若隠居と香澄に香澄の元許婚晶紀の三角関係になりカオスに。 偽装だった若隠居も香澄が好きな事を確信して本物の夫婦になる事を決意する。しかし香澄が恋愛感情に疎すぎる?けど、まだまだ続きそうなんで安心。続編が待ち遠しいです。

  • SJW さん

    椿屋敷に住む、籍だけ入れた偽装夫婦の柊一と香澄。椿に関わる謎や事件が起きて、解決するが椿の専門的な話なのでそうなんだというだけで、あまり納得感がない。でも白川さんが上手いのは、お互いがはっきりと自分の気持ちを言えない男女のもどかしさや初々しさの描写。「下鴨アンティーク」と同じ様な雰囲気に浸れる。

  • ううち さん

    第3弾。ちょこっと動き出してきた感じ。前回の渡しません宣言から『お義兄さん』をきっかけに柊一さんが頑張り出してきて、いいぞもっとやれ(笑)すみれさんの金魚のお話も良かった。すみれ荘に住む檀くんのお友達もなかなか良いキャラです。

  • ひでちん さん

    そもそも、この現実離れした[契約結婚]という形を丸々甘受したとして。 柊一も香澄も[入籍している(法的には紛れもない夫婦)]・[互いに健康体]・[恋愛対象は異性]・[2人共容姿は端麗]・[1つ屋根の下で共同生活している]とくれば‥‥‥そらぁ〜ねぇ??(←意味深www) もし自分が柊一の立場だったとしたら、3日所か、3時間も我慢出来ずあっさり欲望に負けてしまう自信あります‥(苦笑) 契約だと割り切ってるからこその行動なのでしょうが、香澄の柊一と晶紀両方に接する態度も恋する2人の男には罪作りですね〜(笑)

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人物・団体紹介

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白川紺子

三重県出身。同志社大学文学部卒業。2011年に「サカナ日和」で第154回Cobalt短編小説新人賞に入選後、「嘘つきな五月女王」で2012年度ロマン大賞を受賞。同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ〜五月祭の求婚〜』で’13年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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