SACD

交響曲第4番 ダニエーレ・ガッティ&コンセルトヘボウ管弦楽団、ユリア・クライター(日本語解説付)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5898
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


ガッティ&RCOのマラ4が登場
2017年来日公演直前のライヴ録音!
日本語解説付き


2016年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代目首席指揮者に就任したダニエーレ・ガッティによるマーラー・チクルス第2弾。2017年11月には就任後初の来日公演が行われ、日本の聴衆を沸かせました。今回の演目は、前作『復活』に続くいわゆる「角笛三部作」のひとつで、来日公演でも演奏された交響曲第4番。録音は来日直前の11月8、9日のライヴです。
 いわずと知れたコンセルトヘボウ管弦楽団のマーラーの伝統。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウ管にはマーラー演奏の特別な伝統があり、世界有数のコンサートホールである本拠地で行われるこのマーラー・チクルスには大きな期待が寄せられます。来日公演でも披露したガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモから、壮麗でダイナミックなサウンドまで、卓越した音楽表現を存分に発揮する手腕には脱帽です。ガッティの確信に満ちた指揮振り、さらにそれを受容するオケの技量はさすが。第4楽章のソリストは、日本公演では体調不良でキャンセルとなったソプラノ、ユリア・クライターが出演。楽曲の印象を支える重要な部分でもありますが、「天上の生活」をクライターの澄んだ美しい声で高らかに聴かせます。
 初回生産限定ハードカバー仕様(写真c Anne Dokter)(輸入元情報)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第4番ト長調


 I. Bedachtig. Nicht eilen - Recht gemachlich [17:15]
 II. In gemachlicher Bewegung. Ohne Hast [10:21]
 III. Ruhevoll (poco adagio) [20:48]
 IV. Sehr behaglich [9:31]

 ユリア・クライター(ソプラノ)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ダニエーレ・ガッティ(指揮)

 録音時期:2017年11月8,9日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
 輸入盤・日本語帯・解説付

ユーザーレビュー

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ソプラノ歌手は違うが、昨年の来日公演でも...

投稿日:2018/08/20 (月)

ソプラノ歌手は違うが、昨年の来日公演でも大変感心した演目。ロイヤル・フィルとの1999年録音と基本的なアプローチはそう違わないと思うが、さらに作り込みが精緻になっている。楽想に応じてテンポを細かく動かしつつ、有機的な楽器間の受け渡しに神経をつかった、まさしく「大きな室内楽」のようなマーラー。第4番をナチュラルで楽天的な曲と考える人にとっては、細かな作り込みが煩わしいと感じられるかもしれないが、私のこの曲に対する見方はその正反対。キリスト教に対する露骨な悪意の盛られた、アイロニーたっぷりの悪魔的な作品と私は考えるので、こういう演奏こそまさに大歓迎。来日公演で面白かったのは(私が聴いたのは京都コンサートホールだが)、第3楽章末尾のクライマックスでソプラノ歌手が舞台に出てくるのは定番通りながら、指揮者の横までは出てこず、打楽器の横で、いわばオーケストラの一つのパートとして歌ったこと。日本公演に同行したマリン・ビストレムはこの曲の終楽章を歌うには不似合いな、かなり強い声のソプラノ(ドンナ・アンナ、タイース、サロメなどを持ち役にしている)だったからかもしれないが、この録音でもソプラノ歌手の声はやや遠くから聴こえてくる。ユリア・クライターはカマトトぶったり、ズボン役風に声を作ったりせず、ごく素直に歌っているが、これはこれで正解。この楽章の「毒」は歌詞そのものとオーケストラ・パートに仕込まれているからだ。第1楽章の鈴の楽想が戻ってくるところで、ガッティは一気に加速し「警告」するように強く鈴を鳴らすが、まさに楽譜の指示通り。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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