レーガー、マックス(1873-1916)

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CD 輸入盤

管弦楽作品集 ホルスト・シュタイン&バンベルク交響楽団、ゲルト・アルブレヒト&ベルリン・ドイツ交響楽団、他(12CD)

レーガー、マックス(1873-1916)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4799983
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


レーガー管弦楽作品の集大成、CD12枚組

ドイツの作曲家・オルガン奏者・ピアニスト・指揮者・音楽教師として活躍したマックス・レーガーの管弦楽作品を最も多く集めたボックスが完成しました。評判高く珍重された「Koch-Schwann」レーベルのアルバム『レーガー・エディション』を拡大して、今回はドイツ・グラモフォンからの再発売となります。
 指揮者ホルスト・シュタインとバンベルク交響楽団による、レーガーの決定版ともいうべき伝説の演奏を多数収録しています。
 ディスク10の『Gesang der Verklarten』 Op.71はCD初発売。(輸入元情報)


【収録情報】

Disc1
レーガー:
1. ある悲劇の交響的序章 Op.108
2. 2つのロマンス Op.50

 ハンス・マイレ(ヴァイオリン:2)
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ゲルト・アルブレヒト(指揮:1)
 ウロシュ・ラヨヴィチ(指揮:2)

 録音:1982年、ベルリン

Disc2
1. ロマンティック組曲 Op.125
2. ベックリンによる4つの音詩 Op.128

 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ゲルト・アルブレヒト(指揮)

 録音:1987年、ベルリン

Disc3
1. ヒラ―による変奏曲とフーガ Op.100
2. バレエ組曲 Op.130

 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1990年(1)、1991年(2)、バンベルク

Disc4
1. モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
2. ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ Op.86

 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1991年、バンベルク

Disc5
1. 古風な様式による組曲 Op.93
2. セレナード ト長調 Op.95

 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1993年、バンベルク

Disc6
1. 古風な様式による協奏曲 Op.123
2. シンフォニエッタ イ長調 Op.90

 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1993年、バンベルク

Disc7
1. 喜劇序曲 Op.120
2. 交響的狂詩曲 Op.147
3. ヴァイオリンと管弦楽のための組曲イ短調 Op.103a
4. ホルンと弦楽合奏のためのスケルツィーノ WoO I/6

 ヴァルター・フォルヒァート(ヴァイオリン:3)
 マリー=ルイーズ・ノイネッカー(ホルン:4)
 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1995年、バンベルク

Disc8
1. ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114

 ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1988年、バンベルク

Disc9
1. ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.101

 ヴァルター・フォルヒァート(ヴァイオリン)
 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1991年、バンベルク

Disc10
1. ヘッベルの詩によるレクィエム Op.144b
2. レクィエム WoO V/9
3. Gesang der Verklarten Op.71

 NDR交響楽団&合唱団
 ローランド・バーダー(指揮)

 録音:1987年(1,2)、1979年(3)、ハンブルク

Disc11
1. 夜の奉献 Op.119
2. 詩篇 100 Op.106
3. 奉献曲 WoO V/6

 リオバ・ブラウン(アルト:1)
 ウルズラ・クンツ(コントラルト:3)
 バンベルク交響楽団&合唱団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1994年(1)、1992年(2,3)、バンベルク

Disc12
1. 修道女たち Op.112
2. 管弦楽を伴う歌曲集

 リオバ・ブラウン(アルト:2)
 バンベルク交響楽団
 ホルスト・シュタイン(指揮)

 録音:1995年、バンベルク

 CD初発売(Disc10-3)


収録曲   

  • 01. Reger: Symphonic Prologue to a Tragedy, Op. 108
  • 02. Reger: Romances, Op. 50
  • 03. Reger: Eine romantische Suite, Op. 125
  • 04. Reger: Tone Poems (4) after Arnold Bcklin, Op. 128
  • 05. Reger: Variations and Fugue on a theme of Johann Adam Hiller Op. 100
  • 06. Reger: Eine Ballettsuite, Op. 130
  • 07. Reger: Variations and Fugue for Orchestra on a Theme by Mozart, Op. 132
  • 08. Reger: Variationen und Fuge ber ein Thema von Beethoven Op. 86
  • 09. Reger: Suite im alten Stil, Op. 93
  • 10. Reger: Serenade G-Dur Op. 95
  • 11. Reger: Concerto for orchestra 'Im alten Stil', Op. 123
  • 12. Reger: Sinfonietta in A major, Op. 90
  • 13. Reger: Lustspielouverture Op. 120
  • 14. Reger: Symphonic Rhapsody for Violin and Orchestra, Op.147
  • 15. Reger: Suite for Violin and Piano, Op. 103a
  • 16. Reger: Scherzino for String Orchestra and Horn
  • 17. Reger: Piano Concerto in F minor, Op. 114
  • 18. Reger: Violin Concerto in A major, Op. 101
  • 19. Reger: Requiem, Op. 144b
  • 20. Reger: Kyrie Eleison (from Requiem, WoO V / 9)
  • 21. Reger: Dies Irae (from Requiem WoO V / 9)
  • 22. Reger: Gesang der Verklrten, Op.71
  • 23. Reger: Die Weihe der Nacht, Op.119
  • 24. Reger: Psalm 100
  • 25. Reger: Weihegesang, WoO V / 6
  • 26. Reger: Die Nonnen, Op. 112
  • 27. Reger: Glck, Op. 76 No. 16
  • 28. Reger: Mittag, Op. 76 No. 35
  • 29. Reger: Glckes genug, Op. 37 No 3
  • 30. Reger: Wiegenlied, Op. 43 No. 5
  • 31. Reger: Des Kindes Gebet, Op. 76 No. 22
  • 32. Reger: Mari Wiegenlied, Op. 76 No. 52
  • 33. Reger: Aeolsharfe, Op. 75 No. 11
  • 34. Reger: Gesnge (5), Op. 198: No. 1. Aus den Himmelsaugen
  • 35. Reger: Lieder (4), Op. 97: No. 1 Das Dorf
  • 36. Reger: Flieder, Op. 35 No. 4
  • 37. Reger: Mein Traum, Op. 31 No. 5
  • 38. Reger: Reinheit, Op. 62 No. 11 Fromm
  • 39. Reger: An die Hoffnung, Op. 124

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 20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視で...

投稿日:2021/03/19 (金)

 20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのがマックス・レーガーなのですが、20世紀初頭のドイツ音楽が演奏されることはほとんどありません。一部の例外はリヒャルト・シュトラウスとマーラーぐらいでしょうか。  レーガーは、マイニンゲン宮廷楽団の楽長(ハンス・フォン・ビューローや若き日のリヒャルト・シュトラウスも務めた)の経歴を持ついわゆる「ドイツ伝統音楽」の中でのたたき上げであり、ドイツ3大Bやワーグナーの跡を継ぐ作曲家を自認し、対位法や主題の変奏を得意としていたようで、同時代の若手であったヒンデミットやプロコフィエフも影響を受けたといっています。  しかし、第一次大戦中の1916年に43歳で早世したこともあり(極度の肥満や暴飲暴食、ニコチン中毒などに起因する心筋梗塞だったらしい)、その後の「ドイツ帝国崩壊」の歴史の中で忘れ去られていったようです。  レーガーが活躍したのは1900〜1910年代であり、フランスではいわゆる「ベル・エポック」と呼ばれる時代ですが、ドイツではレーガーたちの「保守的」な作曲家とシェーンベルクらの「革新的」な作曲家が拮抗する混沌とした時代であったようです。結果的にどちらも「主流」とはなり得ず、第一次大戦後の「モダニズム」の時代を経てナチスの文化統制と戦後のナチス文化否定の中で、結局「20世紀前半のドイツ音楽」という「定位置」が形成されないまま今日に至っているようです。  その頃の音楽が実際どんな音を奏でていたのかという手掛かりを知る機会はほとんどなかったのですが、このところいろいろな企画が登場してリスナーの選択肢が増えました。  マックス・レーガーに関しては、Brilliant から旧東ドイツの音源を中心とした作品集(室内楽、オルガン曲を含む11枚組)が出ており、作曲家の全体像を知りたいのであればそちらの方が好適でしょう。ただし「管弦楽曲」や管弦楽を伴う歌曲が充実しているのはこのCD集の方なので、目的に合わせて選択すればよろしいと思います。演奏は1980〜90年代の西ドイツの指揮者、オーケストラです。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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