研究者として生きるとはどういうことか 科学のとびら

杉山幸丸著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784807915040
ISBN 10 : 4807915045
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
160p;19

内容詳細

科学研究は天才や特別な秀才だけのものではない。いかに「好き」から「成果」へと導くか。生物学を根本から揺るがす「サルの子殺し」を発見した著者が、これから科学を目指そうとする若者たちへ伝えたいこととは何だろうか。

目次 : 科学者の始まり/ 分野とテーマの選択/ 普遍と特殊/ 例外は大きな法則への第一歩/ 科学研究とは何をすることか/ 新しいアイディアと情熱・執念・努力/ プレゼンテーションは就職活動/ 論文作成/ 研究指導/ 研究費の獲得〔ほか〕

【著者紹介】
杉山幸丸著 : 1935年旧満州新京生まれ。1963年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。京都大学理学部助手、霊長類研究所助教授を経て教授。1996年より所長。1999年退官。2000年より東海学園大学教授。2004年まで人文学部長。2006年退職。日本霊長類学会会長、日本生態学会中部地区会長、ギニア共和国高等科学研究省招聘教授を歴任。京都大学名誉教授、東海学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO さん

    研究者って一般的にあまりお金を稼ぐことはできないって聞いてるけど、実際どんなモチベーションで仕事してたりするんだろうって気になって手にとった本。やはり、内発的動機づけというか、研究者自身が興味があることを、長い間辛抱強く、研究していった先に成功とか、名誉とかがある世界なようだ。たぶん、研究者になるような人の同級生とかは、いい会社で働いてそれなりに豊かな生活をしてるだろうから、そういう姿に目もくれず、自分の研究に取り組むっていうのは、本当に興味があるってことなんだなって思った。

  • Susumu Kobayashi さん

    京都大学霊長類研究所所長を務めたこともある、1935年生まれの老学究が若い研究者に向けて書いた本。「我こそはオンリーワンになどと気負わなくとも、流行させようなどと思わなくとも、自分にとって一番興味があることに執念深く食らいついていけば、いつの間にかオンリーワンになっているものだ」(p. 11)。現在の学術雑誌のあり方についても「学術雑誌もまた競争社会の産物になってしまった。堕落の道を歩んでいるとしかいいようがない」(p. 72)。共感するところが多い。この分野では相当な方なのだろう。若い人に勧めたい。

  • nosime_tombo さん

    著者が研究生活に入った1960年代から現代までを範囲に、フィールドワーク心得や研究費の調達方法、アカデミアの制度などについて、これから科学を目指す人に向けて書いている。研究者には困難がたくさんあるぞと大分脅かしているようだが、好きなら乗り越えられる、それに見合うだけの良さがあると自身や周りの例を示しながら、困難を乗り越えるために必要な具体的なアドバイスを与える。研究者の卵に向けた応援歌のような著作だと感じた。猿の海外フィールドワークを行ってきた研究者の履歴書としても面白く読める。

  • aka_Uraguchi さん

    再読!金言ばかりだけど、ほんまに向いてない気がしてきた😭

  • Wisdom さん

    ”ハヌマンラングール”を声に出して言いたくなります.

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杉山幸丸著

1935年旧満州新京生まれ。1963年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。京都大学理学部助手、霊長類研究所助教授を経て教授。1996年より所長。1999年退官。2000年より東海学園大学教授。2004年まで人文学部長。2006年退職。日本霊長類学会会長、日本生態学会中部地区会長、ギニア共

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