怪しくて妖しくて

阿刀田高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087711417
ISBN 10 : 4087711412
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
400p;20

内容詳細


嗚呼、怪し。現代版『夢十夜』

ショートショートの名手、阿刀田高が贈る

夢と現実(うつつ)のあわいに現れる、日常の恐怖を描いた珠玉の短編集。

黒髪の美しい、不思議な女の後を追って……「黒髪奇談」、かつて「殺したい人、いますか」そう尋ねた孤独な少女……「向日葵の夢」、暗い土蔵のなかに捨て置かれた鏡、その中で蠢くものは……「鏡の中」、同じ夢を見る。他人には言えない秘密を持った日には……「白い部屋」など全12編。

【著者略歴】
阿刀田 高(あとうだ たかし)
1935年東京生まれ。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞を、『ナポレオン狂』で直木賞を、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。2003年紫綬褒章、2009年旭日中綬章受章。著書多数。

【著者紹介】
阿刀田高 : 1935年東京生まれ。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞を、『ナポレオン狂』で直木賞を、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。2003年紫綬褒章、2009年旭日中綬章受章。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    学生時代、阿刀田高を良く読みました。久しぶりの阿刀田高、怪奇幻想譚の短編集でした。帯では、著者版『夢十夜』とのことですが、短編の数も内容も少し無理があります。昔ほどキレがない気もしますが、そこはかとない余韻を味わう作品集なのかも知れません。オススメは、『黒髪奇談』と『花の命』です。著者は高齢なので、何時まで書けるか心配ではあります。

  • nuit@積読消化中 さん

    【日本の夏は、やっぱり怪談〈其の三・和洋折衷〉】参加本です!久しぶりに手にとった阿刀田氏の不思議短編集。安心安定の阿刀田節で、怖いというよりも、時にはしっとり、時には切なく…読み終えました。この年代の方の怪しさ=妖しさは、現代の人には真似出来ない力があります。既に80歳は超えられてるかと思いますが、まだまだ書き続けて欲しいです。

  • 優希 さん

    タイトル通り妖しい短編集でした。全体的に幻想的な雰囲気を感じます。夢にありそうなとりとめの世界が美しい。読み終えた後のぼんやりとした読後感も好きです。

  • takaC さん

    12話とも終わり方が摩訶不思議。そんなわけでメインストーリーよりもサブエピソード(他の阿刀田本にも出てきたかもしれないうんちく豆知識)の方が印象に強く残った。「ノーツーは心の又」とか「たこ焼きイカ焼きたい焼き」とか。

  • Tsuyoshi さん

    怪しくも不思議な短編集。いずれもハッキリとしたオチのないラストや掴み所のないふわふわとした印象に消化不良気味なものの、数々披露される知識においては面白い部分も多かった。

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人物・団体紹介

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阿刀田高

1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エ

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