珠玉の短編 講談社文庫

山田詠美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065118320
ISBN 10 : 4065118328
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

作家・夏耳漱子は掲載誌の目次に茫然とする。自作に付された「珠玉の短編」という惹句。作風に最も遠いその言葉。やがて「珠玉」は妄念となり漱子の頭の中に増殖していくが…。表題作の他、男女の友情を鮮烈に叙景した川端賞受賞作「生鮮てるてる坊主」など、生の残酷と滑稽を鋭敏な言葉で描き出す11の物語。

【著者紹介】
山田詠美 : 1959年、東京都生まれ。’85年に「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞してデビュー。’87年に『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で第97回直木三十五賞、’89年に『風葬の教室』で第17回平林たい子文学賞、’91年に『トラッシュ』で第30回女流文学賞、’96年に『アニマル・ロジック』で第24回泉鏡花文学賞、2001年に『A2Z』で第52回読売文学賞、’05年に『風味絶佳』で第41回谷崎潤一郎賞、’12年に『ジェントルマン』で第65回野間文芸賞、’16年に「生鮮てるてる坊主」で第42回川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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山田詠美作品はほとんど読んでると思うんで...

投稿日:2021/07/03 (土)

山田詠美作品はほとんど読んでると思うんですが、いやぁ、怖い!辞めたい!もう無理!と思いながらもするすると読み進めてしまうのが、山田詠美の力量なんでしょうか。賞を受賞した生鮮てるてる坊主、脳内に映像が浮かび震えました。あぁ怖かった!!!

くるりーむ さん | 福岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希 さん

    『珠玉の短編』というタイトルに惹かれましたが、内容は重めだったりグロテスクだったりしました。それでもするする読めてしまいます。不思議と物語に引き込まれます。

  • James Hayashi さん

    川端康成文学賞受賞した「生鮮てるてる坊主」を含んだ短編集。ブラックあり、エロっぽいものもあり凝縮されていると感じた短編集。表題作は理解不能であるが、その他はよくまとめてあると思う。

  • キビ さん

    珠玉って…と色んな意味で期待して手にした本。重かったりグロかったり、時に(というか、かなり)「うっ!」となったりする内容だけど、やっぱり山田詠美作品はすごい。一つ読んだら次はどんなの?と思って読みたくなる。文が好きだなー。

  • まるるこ さん

    詠美さんの不思議な短編集。 この世界観が好きか嫌いかというより、もやっとしてよくわからない(汗!) 「生鮮てるてる坊主」は怖いな・・・

  • eriko* さん

    久しぶりの詠美さん。切なかったり、怖かったり、爆笑したり。綿矢りささんの短編集と続けて読んだので、それぞれの個性的な毒やユーモアが楽しかった。

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山田詠美

1959年、東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞しデビュー。16年「生鮮てるてる坊主」で第42回川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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