敗れても敗れても 東大野球部「百年」の奮戦

門田隆将

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120050893
ISBN 10 : 4120050890
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
307p;20

内容詳細

二〇一九年に「創部百年」を迎える東大野球部は、日本野球のルーツというべき伝統を誇る。戦火の中、沖縄に消えた英雄や、「赤門旋風」の主役たち、150キロ左腕宮台康平らへの徹底取材を通じて、謎を秘めた集団を解剖する。野球の「本質」と、ひとつの目標に向かってひた走ることの「価値」を思い出させる渾身のルポルタージュ。

目次 : 第1章 沖縄に散った英雄/ 第2章 栄光と敗北の歴史/ 第3章 伝説の最多勝投手/ 第4章 赤門旋風/ 第5章 連敗の苦悩/ 第6章 執念の連敗脱出/ 第7章 現われた怪物/ 第8章 苦闘の末に/ 第9章 悲願の勝ち点

【著者紹介】
門田隆将 : 1958年高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。政治、歴史、司法、事件、スポーツなど幅広いジャンルで執筆。2010年『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    東大野球部についてよく分かった。よく何連敗とか話題になるけどそんな中続けられるのが凄かった。

  • えちぜんや よーた さん

    東京大学がアマチュア野球界のスーパーリーグ(東京六大学野球)になぜ入れて、なぜ放り出されないのか興味があった。東大がリーグから追い出されないのは「100年の歴史があるから」とか「たまに勝つと興行的に面白いから」という単純な理由ではなかった。他の五大学にはない雑草魂(野球に関しては)が執念を超えて、生霊にまで昇華されているからだと思う。リーグ創設以来、3位以上の成績をおさめたことがない東京大学野球部(ただし例外あり)。これからも「勝ち点3」の見果てぬ夢を目指してアマチュア野球界を揺さぶってください。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    東大野球部は弱小だとずっと思っていました。何故なら、例えば兵庫県では灘校。1回戦も勝てない→東大野球部へ。なので負けて当然と思っていました。ところがこの本はそんな「常識」を覆す見事な作品。戦時の沖縄へ命を顧みず渡った島田叡氏のエピソードをはじめ、東大野球部が勝つためにどれほどの努力をしたのかの詳細が仔細に書いてあります。野球の苦手な方にはとっつきにくいかも知れませんが、東大野球部の本当の姿を知ることが出来る大作です。

  • 山田太郎 さん

    東大も体育学部作ればいいのではないかと思ったが、そんな単純なもんでもないのかな。東大卒の体育の先生とかおもしろそうだけどな、野球部とか強くなりそうだけど。やっぱりだめだよな。知事のところとか勝ち点取るところは涙なしでは読めません。野球やりたいので、東大入るというのもすごいな。

  • fwhd8325 さん

    私の記憶では、子供の頃東大野球部は、強くはなかったけれど、弱くもなかった。時折、番狂わせ(すでに弱いと言うことなのか)をして、存在感を誇示していたように思います。ほかの私学が、積極的に甲子園経験選手を入部させ、力の差が歴然としてからは、この著書にあるような状況です。それでも敗れるものの美学という世界があり、判官贔屓を生んでしまう。尤も学力に恵まれた彼らには、少し距離も置いてしまうのだけれど。一誠寮のノが書かれていないエピソードは面白い。いつの日かノが加えられるときが来ることを願います。

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門田隆将

作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞(本データはこの

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