CD 輸入盤

『ネヴィル・マリナー/シュトゥットガルト録音集』 シュトゥットガルト放送交響楽団(15CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C7230
組み枚数
:
15
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ネヴィル・マリナー/シュトゥットガルト録音集(15CD)

イギリスの名指揮者ネヴィル・マリナー[1924-2016]。1959年にアカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)を結成し、指揮者を務めたほか、世界各国で指揮活動を行い、1985年にはナイトの称号を授与されました。
 マリナーは1983年から1989年までシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めており、前任者チェリビダッケの築いた伝統を継承しつつも、柔軟性と敏捷性を加えたことが評価されています。またレパートリーの拡大にも務め、チェリビダッケ時代には演奏されなかったマーラーなどの後期ロマン派作品や、イギリス、アメリカ近代音楽なども取り上げました。
 この15枚組にはマリナーとシュトゥットガルト放送交響楽団の1980年から1994年にかけての名演が収録されています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
● 歌劇『フィデリオ』 Op.72〜序曲
● 序曲『コリオラン』 ハ短調 Op.62
● 『アテネの廃墟』 Op.113〜序曲
● 『シュテファン王』 Op.117〜序曲
● 序曲ハ長調 Op.115『命名祝日』
● 『献堂式』序曲 Op.124
● 『レオノーレ』序曲第1番 Op.138

Disc2
ベートーヴェン:
● 『レオノーレ』序曲第2番 Op.72a
● 『エグモント』 Op.84〜序曲
● バレエ音楽『プロメテウスの創造物』 Op.43(抜粋)
● 『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b

Disc3
シューマン:
● 交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
● 交響曲第2番ハ長調 Op.61

Disc4
シューマン:
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.98『ライン』
● 交響曲第4番ニ短調 Op.120

Disc5
シューマン:
● 交響曲ト短調 Anhang A3『ツヴィッカウ』
● 序曲、スケルツォと終曲 Op.52

Disc6
チャイコフスキー:
● 組曲第1番ニ長調 Op.43
● 組曲第2番ハ長調 Op.53

Disc7
チャイコフスキー:
● 組曲第3番ト長調 Op.55
● 組曲第4番ト長調 Op.61『モーツァルティアーナ』

Disc8
● マーラー:交響曲第4番ト長調

Disc9
リヒャルト・シュトラウス:
● 交響詩『ドン・ファン』 Op.20, TrV 156
● 『カプリッチョ』 Op.85, TrV 279〜序曲
● 『ばらの騎士』管弦楽組曲 Op.59, TrV 227

Disc10
リヒャルト・シュトラウス:
● 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28, TrV 171
● メタモルフォーゼン TrV 290

Disc11
ラフマニノフ:
● 交響曲第2番ホ短調 Op.27
● ヴォカリーズ Op.34-14(管弦楽版)

Disc12
バルトーク:
● バレエ音楽『中国の不思議な役人』BB82 - 組曲
● 舞踊組曲 BB86a
● 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB114

Disc13
● オネゲル:交響曲第3番『典礼風』
● ブリテン:シンフォニア・ダ・レクィエム Op.20
● ブリテン:シンフォニエッタ Op.1

Disc14
ガーシュウィン:
● ラプソディ・イン・ブルー
● パリのアメリカ人
● ピアノ協奏曲 ヘ調

Disc15
● ガーシュウィン:『ポーギーとベス』より(管弦楽編)
● バーバー:メディアの瞑想と復讐の踊り Op.23a
● コープランド:エル・サロン・メヒコ
● バーンスタイン:『ファンシー・フリー』組曲
● バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より(管弦楽編)

 白井光子(ソプラノ:Disc8)
 セシル・ウーセ(ピアノ:Disc14)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音時期:1980〜1994年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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ヴィヴァルディ四季を初めて聴いたのは、当...

投稿日:2021/07/22 (木)

ヴィヴァルディ四季を初めて聴いたのは、当時王者に君臨していたアーヨ盤ではなくマリナー盤だった。通奏低音以上の働きをしていたオルガンの音色が印象的だった。その後ヴォーン・ウィリアムズ作品集を買って気に入っていたが、そこでマリナー氏との付き合いは終わってしまった。アカデミー室内管弦楽団という和訳が原因だ。大編成の曲にそれはないだろうと頭ごなしに否定的に捉えていた気がする。ショルティと並んで聴かず嫌いの筆頭になってしまった。いつの間にか当方も60を過ぎ定年を迎え、気づくとマリナー氏は数年前に亡くなっていた。capriccioの在庫廉売セールを利用しアカデミーboxとシュトゥットガルトbox両方を購入。罪滅ぼしの気持ち半分で聴き始めると、いかに自分の考えていたことが了見違いで浅薄なものだったかが分かりました。ベートーヴェンやシューマンは期待通りの演奏で、これはむしろ想定内。心配していたチャイコフスキー、リヒャルト、ラフマニノフ、バルトークも言われなければ、マリナー指揮とは分からない模範的な演奏だ。興味が湧かない筈のオネゲル、ブリテンそしてガーシュインでさえ全く不満のないものでした。マリナー氏は実に多くのレーベルで録音していたと思うので、それを聴いていくのが老後の楽しみのひとつになっただけでも甲斐があったと言えるでしょう。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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学生のころ観た「アマデウス」の印象が強く...

投稿日:2018/11/04 (日)

学生のころ観た「アマデウス」の印象が強くて、モーツァルトなど古典系の楽曲しか持っていませんでした。マーラーやガーシュインまで録音されていたんですね。知りませんでした。来日時の演奏会等でも、素晴らしい指揮に敬意をもって聴いていましたが、極めて多岐に亘る世代の作曲家を、かくも高水準で演奏されるとは圧倒されます。マーラー4番はテンポが快活で、4楽章の白井光子さんの歌声も美しく(昨年白井さんのソロコンサートを聴いたので余計にそう聴こえたのかも (^^;) )、実に良いと思います。「楽しい」Boxであることは間違いないですね。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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マリナーファンにとってはとても楽しみなBO...

投稿日:2018/04/04 (水)

マリナーファンにとってはとても楽しみなBOXセットであることは間違いないのですが、マリナーが Capriccio レーベルにシュトゥットガルト放送響を指揮して録音した全録音が収録されているわけではないようです。めぼしいところでは、1980年にウルフ・ヘルシャー&ヴォルフガンク・ベッチャーと録ったブラームスの二重協奏曲、ラヨシュ・レンチェスとのマルティヌー(1981年)とハイドン&シュトラウス(1988年)のオーボエ協奏曲集、1987-89年のハンス・カラフースとのハイドンのヴァイオリン協奏曲や協奏交響曲、1993年のミラン・トルコヴィッチとのヴェーバーのバスーン協奏曲などといった協奏曲録音は今回は漏れてしまっています。とは言え、初出以来の収録となるマーラーやバルトーク、オネゲル、ブリテンがあるのはとても嬉しい!それらの文字が目に入った時、久々に心躍りました。聴ける日がやって来るのがとても楽しみです。

the-Academy さん | 神奈川県 | 不明

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