きれいな色とことば 講談社文庫

おーなり由子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062938846
ISBN 10 : 4062938847
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
224p;15

内容詳細

毎日が、色つきになるように。全編描き下ろしイラスト満載の新装版!あたたかな色に包まれるエッセイ集。ことばと絵の贈りもの。中学国語教科書掲載の「水のようなひと」収録!

目次 : はじまりの色/ 青いたからもの/ 夏の色/ 透明な風船/ みどりのたべもの/ 橙色のチャイム/ 白い湯気のなかで/ 赤いめがね/ 色の名前

【著者紹介】
おーなり由子 : 大阪府生まれ。絵本作家、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アン さん

    「すきな色になっていいよ」穏やかな言葉と柔らかな色の温もりのある絵にふんわりと包まれる思い出をゆっくり、ゆったりと。心や言葉に色があること、音や時間、空気や香りにも。見えるものと見えないもの。例えばブランコをこいで見上げた空を染める喜びに満ちた青色と心にこぼれた涙の悲しい青色みたいに。世界は豊かな色で溢れているのに、心が閉じて自分らしい色を見失いそうになる。五感に触れる四季の色彩、花色のように変化する心模様。優しい色ばかりではないかもしれないけれど、祈りたい。きらきらと、さらさらと、愛おしくなる日々を。

  • (C17H26O4) さん

    空の色、花の色、果物の色、猫の眼の色…色んな色をじっと見てはよく、ああきれいだなぁってしみじみ思う。そしてそんなふうに感じられるときがあるのは幸せだぁ、なんて思ったりもする。単純だな、わたし。「だいじょうぶ! だいじょうぶ!」そうだよー。そうだよね。うんうん。「心だけで歩いているのではないのだから、心にとらわれすぎてはいけない。心が重要だと思いすぎてはいけない。」今感じたいのは柔らかで沁みるような色よりも、パキッとしていて、目に心にストレートに飛び込んでくるような強い色なのかもなぁと。ふと。

  • はるぽん🐰道草中🐱 さん

    文庫版になり再読〜大切な人からの贈り物。おーなりさんの作り出す、きれいな色とことばを感じながら、ゆっくりゆっくり読んでいく。どうしてこんなふうに表現できるのかな…やさしくて、あったかくて、かなしみでさえもふわっと包みこんでくれるような きれいなことば、そこから生まれてくる色♩*゜私は、おーなりさんのことばに触れるたび、いつも身近に感じながらも片想いをしているようで…それも幸せな片想いなんだけどね、この世界が愛しくなる。私も、私だけの色を探していきたい✧*。

  • Yumi Ozaki さん

    サイダーが憧れの友達のようだ、というところが好きでした。初めて炭酸飲料を飲んだ時の衝撃を今も覚えています。遊びに行った友達の家で出してくれたファンタグレープでした。

  • たかこ さん

    久しぶりに本を読んだかな…。ここしばらく忙しすぎてなかなか読書にむきあえず…。文字の少ない、きれいな色の本は癒しにもなった。「ことばというのは そうかんたんに 伝わらない 伝わる時には ことばがなくても 伝わる」。本当にそう、ことばにできない時でも絵だったりそばにいることだったりすることで伝わることがある。最後の「色とりどりの毎日がいとしく思える日に」という文字と鳥のイラストが色とりどりで美しかった。どんな時でも世界に、まわりに、色が満ちている。

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おーなり由子

1965年生まれ。絵本作家、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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