カサノヴァ 人類史上最高にモテた男の物語 下

鹿島茂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908059957
ISBN 10 : 4908059950
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
372p;19

内容詳細

「多くの女性に快楽を与えることで自らも快楽を得ることこそ男の本望だというわけだ。カサノヴァは男の中の男だった」愛と官能の古典『カサノヴァ回想録』を徹底解読。

【著者紹介】
鹿島茂 : 1949年、神奈川県生まれ。東京大学仏文科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。明治大学教授。『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞)、『成功する読書日記』(毎日書評賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    上下巻、730P超、完読しました。欧州全土を股にかけた60年あまりのカサノヴァの性の大冒険は、意外とノーマルでした。リアルな女体に子種をばら撒くカサノヴァ的男性が、少子化が加速する日本の社会を救うという提言は賛成です。少なくともフランス的にならないと人口は目減りする一方だと思います。 原典のカザノヴァ回想録全12巻を読むかどうか思案中です。 http://www.kawade.co.jp/np/search_result.html?writer_id=02271 【読メエロ部】

  • 星落秋風五丈原 さん

    この時代避妊の方法はあるものの安全ではなく、よく作ったなと思うくらい、あちこちに娘や息子がいる。危うく娘と結ばれそうになった事も隠さず書いてあり、これはさすがに笑えない。また、よく死ななかったなと思うくらい、恋多き男につきものの病気に何度もかかっている。何度痛い目にあっても懲りない所は恋愛も同じらしい。裕福な生まれではなかったらしいが、それを引け目に感じるどころか「金がない」事を言い訳にして結婚から逃げ続けていたというから抜け目がない。

  • higurashi_jp さん

    刑務所からの脱獄だけで映画になりそうなくらい壮絶。

  • 遊未 さん

    まだまだ続くし、ロシアからスペインまで股にかけ、君主の顧問、相談役のような地位を狙いますが…浪々の生活が続きます。さすがに40歳近くなり、様々な衰えが襲ってきました。女性に対して金に頼らざるを得なくなり、経済的にも大変。ヨーロッパ中に子どもがいますが、何も感じないようです。当時の各国の社会を知ることもできましたが、本当に読み疲れしました。

  • Susumu Kobayashi さん

    鉛屋根の牢獄からの脱出劇はさながら映画のよう。カサノヴァが40歳頃になると、「行く先々で自分の落とし子と遭遇する年齢に達しており、ときに近親相姦を犯す危険性も少なくなかったのである」(p. 209)。精力絶倫というのはよくいるかもしれないが、すぐに恋心を抱いてしまうのがすごい。この点は誰にもまねることはできないかも。ある意味で天才なのだ。現代社会に生きていたら悲劇である。すぐに変態と目されて捕まっていただろう。時代ゆえに存在できたのだ。記述に?と思う部分が幾つかあった。長さゆえチェックが甘くなったか。

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鹿島茂

1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。明治大学名誉教授。19世紀フランスの社会・小説が専門。『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞、白水社)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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