友達以上探偵未満

麻耶雄嵩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041047484
ISBN 10 : 404104748X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
274p;20

内容詳細

忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは、地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人はこれ幸いと、ももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していくが!?

【著者紹介】
麻耶雄嵩 : 1969年、三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。京都大学在学中推理小説研究会に所属し、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。『さよなら神様』では「2015本格ミステリ・ベスト10」1位、第15回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    今回はダークサイド無しでオーソドックス。その分、アニメチックなキャラ要素と、著者独特の読みづらい文章が浮き彫りになった気がする。『伊賀の里殺人事件』のトリッキーな内容で「お!」となり、先を期待。二話目は犯人の導き出し方がまずまず。『夏の合宿殺人事件』は、ハサミ使用に関する論理が、ああいうひっくり返し方をしてしまうと破綻するような…。という具合に、残念ながら尻すぼみ。ギミック無しのオーソドックスだけに、個々の作品の質を『伊賀の里〜』くらいに保って欲しかった。あと、文章の見直しや漢字変換がいつもより雑な気が。

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと… さん

    85/100点 800冊目の区切りの一冊に選んだのは地元(と言っても隣町だけども)で、著者出身の伊賀を舞台にした3話の青春ミステリー。ほのぼのとした日常の謎を解いていく話しかなと思ったら、3話とも殺人事件が発生するそれも問題編と解決編に分かれるマニアが喜びそうな結構な本格ミステリーでした。主人公の女子高生探偵の桃青コンビのキャラクターがとにかく良くて、ホント楽しく読むことが出来ました。3話全て面白かったですが、上野城の周辺を舞台にした1話目が気に入りました。ぜひこのコンビが活躍する続編を読みたいものです。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    連作短編集。麻耶さんにしては軽めな感じ・・・ですが最終話で探偵とはって感じが多少はらしさが出てます。

  • みかん🍊 さん

    女子高生ももとあおのコンビ探偵が伊賀の街で活躍するとはいえ軽い日常ミステリではなく殺人事件の本格推理の連作短編集、上野城や伊賀の街が舞台で土地勘があるので読んでいて楽しい、お城公園でのイベントでの殺人事件、高校内での美術部男子生徒殺人事件、そして遡って中学時代の合宿でのバレー部女子殺人、ここでももとあおの関係性が分かるが上から目線のももにあまり気持ち良くはなかった、合宿先の青山高原も馴染の場所なので嬉しい。

  • aquamarine さん

    あれ?これ麻耶さんだよね?と思わず本を閉じて確認してしまったほど、普通にジュブナイル「風」ミステリです。ももとあおの二人の高校生が探偵として、出会った殺人事件に挑みます。最初の二つは麻耶さんの影は、ほとんど顔をのぞかせないのですが、3編目で二人の出会いのころに戻り、二人それぞれの視点で語られるとやっぱり麻耶さんの作品だな、と思えます。麻耶作品のファンだとびっくりすると思いますが、この柔らかさは逆に初めて麻耶さんを手に取る人には読みやすいかもしれません。謎解きとしては一編目の伊賀の里が一番好みです。

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人物・団体紹介

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麻耶雄嵩

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の’91年、島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞

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