密談の戦後史 角川選書

塩田潮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047036192
ISBN 10 : 4047036196
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
320p;19

内容詳細

次期首相の座をめぐる裏工作から政界再編を賭けた秘密裏の交渉まで、歴史の転換点で行われたのが密談である。幤原喜重郎とダグラス・マッカーサーによる憲法9条誕生の密談から安倍晋三が再登板を決意する密談まで、戦後政治とはまさに密談の歴史といえる。政府を変える決定的な役割を果たした密談・密約を通して、知られざる戦後史をたどっていく。

目次 : 序章 「1強」体制と密談政治/ 第1章 自民党発足以前(幣原〜吉田)の密談/ 第2章 自民党政権の草倉期(鳩山一郎・石橋・岸)の密談/ 第3章 自民党政権の絶頂期(池田・佐藤)の密談/ 第4章 「三角大福中」の派閥抗争期(田中〜中曽根)の密談/ 第5章 自民党政権の没落期(竹下〜宮沢)の密談/ 第6章 非自民首相政権期(細川〜村山)の密談/ 第7章 自民党首相復活期(橋本〜麻生)の密談/ 第8章 民主党政権から安倍再登場まで(鳩山由紀夫〜野田)の密談/ 終章 密談政治の構造と構図

【著者紹介】
塩田潮 : 1946年、高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霧が関が震えた日』で第5回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    戦後の自民党発足以前から最近の安倍登場までをわかりやすく読みやすく書かれています。この分野が好きな人には楽しいものだと感じます。表面のマスコミには表れないはなしが面白く描かれています。このような本を読むとやはり政権に対してマスコミは一定の忖度をしているといえることがよくわかります。

  • trazom さん

    1945年8月の大戦終結から、第2期安倍政権発足までの67年間の政治史の中から、計33の密談が取り上げられている。これだけの「密談」を編集できるのは、塩田さんの政治記者としての豊富な経験の賜物であろう。こうして読むと、政治とは、政策や理念ではなく、利害や力関係という「政局」で動いているのだと鬱々とした気分になる。また、「密談」と言いながら、こんなふうに第三者に広く知られるのは、誰かがベラベラと喋っているからであり、こういう本ができること自体が、政治家と呼ばれる人種の不誠実さ・口の軽さの象徴かもしれない。

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塩田潮

ノンフィクション作家・評論家。1946年生まれ。高知県吾川郡いの町出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経て、1983年、著書『霞が関が震えた日』刊行でデビュー。同年、同作で第5回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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