E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか ブルーバックス

山田克哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065020487
ISBN 10 : 4065020484
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

アインシュタインの独創によって、物理学に革命を起こした相対性理論。「世界一有名な数式」は、どこがどうすごいのか?速く走れば走るほど、体重が増える!?核兵器はなぜ、すさまじい威力を発揮する?不確定性原理と協力して「無」から粒子を生み出す!?そして、今なお進化を続ける宇宙との深い関係とは?―E=mc2が、すべてのカギを握っている!

目次 : はじめに―世界一有名な数式が語る「物理の神髄」/ 第1章 物理学のからくり―「自然現象を司る法則」の発見/ 第2章 エネルギーのからくり―物体に「変化」を生み出す源/ 第3章 力と場のからくり―真空を伝わる電磁力と重力のふしぎ/ 第4章 「人間が感知できない世界」のからくり―“秘められた物理法則”と光子のふしぎ/ 第5章 E=mc2のからくり―エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか/ 第6章 「真空のエネルギー」のからくり―E=mc2と「場のゆらぎ」のふしぎな関係

【著者紹介】
山田克哉 : 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授を経て、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授に就任。2013年6月に退官。アメリカ物理学会会員。「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まーくん さん

    ある有名女優が、今一番知りたいことは?と問われて、「なぜE=mc2なのか?ホントよ!」と答えてドギモを抜いた。世界一有名といわれている数式。アインシュタインが特殊相対論に関連して導いた。この数式を理解するために必要なエネルギー、力と場の考えなど諸々について丁寧に説明している。が、著者も言い訳してるが(p.183)、詳細な数学を省いたため説明不足。いかにこの式が導き出されるか理解できない。まあ、本気で取り組むと凡人は数式の海に飲み込まれ溺れちまうか?でも文章で説明されると、方向は見失わないがスッキリしない!

  • アドソ さん

    タイトルにつられてまたこの手の本を読んでしまった。「相対性理論がわかる!」的な本を読んで、わかった試しがない。科学の解説書というのは、(当然ながら)どれも同じ登場人物、同じ結末の話の変奏曲に過ぎず、わからないものはわからない。わからないことを、「不思議ですけどこうなんですよ〜」と繰り返し諭すのは科学ではなく教化。「やさしく書くこと」=「数式を使わないこと」というのも大きな誤解。そもそも平方根がわからない人はブルーバックス読まないでしょ。

  • trazom さん

    これはいい本だ。表面的な数式を解説するのではなく、基本的なところから丁寧に説明を積み上げて、その奥にある「考え方」をきちんと解説しようとする姿勢である。タイトルにあるE=mc2という式の本質を知るだけでなく、ニュートン力学の限界、素粒子の考え方、アインシュタインの思索の過程など、近代物理学にとって基本となる大切なものを教えてくれる。重力が(光速度ではなく)一瞬のうちに伝わると考えたことが、ニュートン力学の最大の欠落であったとはっきり指摘しているのもいい。多くの青少年に読んでほしい一冊である。

  • 俊介 さん

    特殊相対性理論の有名な公式「E=mc^2」の謎に迫った一冊。これほんと不思議。物質とエネルギーは等価で、それぞれ置き換わることができるというもの。これは読まなければ。。面白い。前半はこの公式を理解するための基礎知識の解説。「場」、4つの相互作用、不確定性原理etc、どれも説明は端的なのだが、とても分かりやすかった。また著者の話の進め方が上手くて楽しみながら読めた。あれ、でも結局肝心の「E=mc^2」の謎については、どうだったんだっけ…。また読み直しだな。

  • ローレンツ🐾 さん

    やはり『E=mc2』を深く説明するにはある程度の数式は必要不可欠だと思う。 知識ゼロの人に優しく解説をするという趣旨で本書を書かれた著者はさすがではあるが、数式ではなく文書だけでの説明には限界があるのではないかと感じた。 しかしながら、著者が読者に『理解してもらいたい』という意味はとてもよく感じた。

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山田克哉

1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアー

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