日本SF傑作選 4 平井和正虎は目覚める / サイボーグ・ブルース ハヤカワ文庫

平井和正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150313173
ISBN 10 : 4150313172
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
784p;16

内容詳細

現代日本SF第一世代作家6人の傑作選を日下三蔵の編集により刊行するシリーズ。第4弾は“ウルフガイ”『幻魔大戦』で知られる平井和正。デビュー作「レオノーラ」、「死を蒔く女」「虎は目覚める」「転生」など、人間の残虐性と暴力性を抉り、暗い情念あふれる初期中短篇10篇を第一部に収録。第二部は、黒人サイボーグの誇りと哀しみを描くSFハードボイルド長篇『サイボーグ・ブルース』、付録として『デスハンター』のエピローグを特別収録

【著者紹介】
平井和正 : 1938年、横須賀市生まれ。中央大学法学部在学中の61年、短篇「殺人地帯」で“SFマガジン”第1回コンテスト奨励賞を受賞。翌年、SF同人誌“宇宙塵”に発表した「レオノーラ」が“SFマガジン”に転載されてデビュー。作品多数。2015年1月、没。その業績により同年の第35回日本SF大賞功績賞を受賞

日下三蔵 : ミステリ・SF評論家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • モリー さん

    「レオノーラ」(25ページ)のみ読了。アンドロイドに想いを寄せる男には、案の定、ハッピー・エンドはありませんでした。他の作品は、暫く封印します。高校生の頃、平井和正さんの作品にどっぷりはまり、勉学が疎かになった黒歴史を思い出しました。(^^ゞ ハマると危険です。

  • yamatoshiuruhashi さん

    久しぶりの平井和正。エイトマン、幻魔大戦の原作者。アメリカの黒人運動の華やかなりし頃の雰囲気を伝える作品群。幻魔大戦のあの小僧原型、あるいはサイボーグの虚無感が溢れている。作家の作品は時代を反映するものだとよくわかる。今、平井が新しい作品を書くとどうなるのだろうか。あるいはバブル期に書いていたらどんな作品だったのだろうか。平井の心奥の虚無をどう表していたのだろうか。

  • ぐうぐう さん

    平井和正と言えば、『ウルフガイ』に『幻魔大戦』のように長編(というか、長い長いシリーズもの)の作家というイメージが強い。『日本SF傑作選』の4巻は、そんな平井和正の初期短編10作と長編1作が収録されている。これがすこぶる面白いのだ! 情念を描くSF作家とも呼ばれる平井だが、「虎は目覚める」や「虎は暗闇より」など、タイトルにも登場するように、人の内なる情念を虎に例えている作品が多い。そう言えば、『ウルフガイ』にも『幻魔大戦』にも、虎を思わせるキャラクターがいたことに気付かされる。(つづく)

  • かわうそ さん

    著者の作品は初めて読みましたが、どの作品もなかなかの人類ディスっぷり。入門書がこのようなラインナップになるということは、愚かな人類とそれに諦観しあるいはブチ切れる人ならざる者たちみたいなお話が多いんでしょうか。もう何冊か読んでみようかなと思います。

  • ぜんこう さん

    実は平井和正さん初読。 いつもながら傑作選は700頁超えやけど、読みやすかった・・・腕は疲れたけど(^^;) 「虎」とか「狼」とかが良く出てきたし「裡」という表現が目についた。 それと「サイボーグ・ブルース」などでの黒人や有色人種への差別や、人類自体の凶暴性。 そういうところが僕が読みやすく感じたところなのかも。 長いシリーズものはしんどいけど、短編集あたりを図書館で見つけたら借りてみたい。

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平井和正

1938年、横須賀市生まれ。中央大学法学部在学中の61年、短篇「殺人地帯」で“SFマガジン”第1回コンテスト奨励賞を受賞。翌年、SF同人誌“宇宙塵”に発表した「レオノーラ」が“SFマガジン”に転載されてデビュー。2015年1月、没。その業績により同年の第35回日本SF大賞功績賞を受賞(本データはこの

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