鉄の蜜蜂 岡井隆歌集

岡井隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048841542
ISBN 10 : 4048841548
フォーマット
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
217p;20

内容詳細

目次 : 1(ザ・タリス・スコラーズの声の中で/ 詩みたいなもの/ 雲雀に問ひて/ アトピイ性鼻炎の中で/ ぼくの心の池 ほか)/ 2(皇后ご誕辰を祝ふ夕べの集ひにて/ 戦後七十年の秋に思ふ/ 両陛下へのご進講即事―付 初笑ひ/ 時代のどまん中で/ 宗教者に向かつて富士山歌話をした ほか)

【著者紹介】
岡井隆 : 1928年名古屋市生まれ。1945年17歳で短歌を始める。翌年「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる「未来」創刊に加わる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞を受賞。2010年詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。『詩の点滅』など歌集、評論集多数。1993年より宮中歌会始選者を21年間つとめる。2007年から宮内庁御用掛。日本藝術院会員。2016年文化功労者に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • だいだい(橙) さん

    90歳手前の晩年の歌集。おそらくこれが最後の歌集なのだろう。友が次々亡くなり、本人も病を抱えるなか、皇居に足を運ぶ。そして文化功労賞を受賞。 「一輪の花が咲くとき 不思議だなあ 雨の方から降ってくるんだ」 「晴れた日にうすぐらい部屋内に待つ才能といふ傷持つ人ら」 「<すみません、おくれまして>と声きこゆなあにまだ間に合ふさ死まで」 「この本のゆえに離れゆく友どちのあらむ アガバンサスを祈りつつ」 短いエッセイが幕間に入る。旧仮名遣いで。 「思想なんて夢みたいなもの。それも夜ではなく昼の夢なのだよね。」

  • mer さん

    読み終えた後に岡井さんが90歳近いことを知って驚いた。短歌に年齢なんてないんだなと思った。小説だって詩だって、言葉は言葉。それだけでいいのかもしれない。それが全てなのかもしれない。

  • koobhon さん

    歌壇の牽引者だけあって読みごたえはある。

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岡井隆

1928年名古屋市生まれ。1945年17歳で短歌を始める。翌年「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる「未来」創刊に加わる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞を受賞。2010年詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。『詩の点滅』など歌集、評論集多数。1993年より宮中歌会始選者を

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