完全版 南蛮阿房列車 下 中公文庫

阿川弘之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122065208
ISBN 10 : 4122065208
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
320p;16

内容詳細

ただ汽車に乗るためだけに、世界の隅々まで、鉄道旅を敢行。著者ならではの、ユーモアと臨場感が満載の紀行随筆の歴史的名作。全二十篇を網羅した完全版。下巻は「カンガルー阿房列車」から「ピラミッド阿房列車」までの十篇。

目次 : カンガルー阿房列車/ ニュージーランド幽霊列車/ 東方紅阿房快車/ マッキンレー阿房列車/ ニューヨーク国際阿房急行/ 夕暮特急/ アステカの鷲/ チワーワ太平洋鉄道/ 欧州モザイク特急/ ピラミッド阿房列車

【著者紹介】
阿川弘之 : 1920年(大正9)広島市に生まれる。42年(昭和17)9月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。46年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)など。95年(平成7)『高松宮日記』(全8巻)の編纂校訂に携わる。78年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。93年、文化功労者に顕彰される。99年、文化勲章受章。2007年菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。2015年(平成27)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さっと さん

    下巻もオーストラリア、ニュージーランド、中国、アメリカ大陸、ヨーロッパと南蛮の汽車ぽっぽあるところ東奔西走する。メキシコ篇で「どうしてかくも不正確でとろいのか。日本の私鉄国鉄の職員は、全員天才ではないかしらん」とつぶやき、メモに「メキシコの汽車の特色は、時刻表の次の日でないと目的地に着かぬことなり」と書きつけるものの、エジプトでは同行した娘(阿川佐和子さん)から「好きなのは分ってるけど、よくそれだけ露骨にニコニコ出来るね」とつっこまれるほどいざ汽車に乗る段になれば気分が良くなる。南蛮阿房列車全二十篇完結。

  • Lilas さん

    下巻で旅を共にする閉口先生、鷹揚としていていいわあ。そしてついに宮脇先生も登場、記述のみだけど。汽車好きが世に認められていくわけで、その時代を知らない私には大変興味深かった。そして阿川先生の、果敢な乗りっぷり(金銭的な余裕に関わらず)にはまったくもって脱帽です。楽しかった!

  • 鈴木貴博 さん

    上巻に続き海外での「阿房列車」の旅。オーストラリア、ニュージーランド、中国、メキシコ、エジプトなどが舞台。閉口先生こと開高健先生や娘佐和子さんらも新たに登場。

  • Takahide✈Yokohama さん

    新潮社の「南蛮阿房列車」「南蛮阿房第2列車」を持っているので、最後の「ピラミッド阿房列車」以外は既読。 当初読んだ際には名前を知っているだけだった場所を訪問後に再読するとやはりかなり時代を感じる。ユーゴが崩壊してオーストリアとスロベニアの間は国境審査ないし、8時間かかったエディルネ→イスタンブールも3時間半程度。

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阿川弘之

1920年(大正9)広島市に生まれる。42年(昭和17)9月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。46年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『井上成美』(日本文学大賞)

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