ドビュッシー(1862-1918)

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CD 輸入盤

ピアノ作品全集 アラン・プラネス(5CD)

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMX2958209
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ゆるぎない音楽性
たぐいまれなる色彩感のドビュッシー


アンサンブル・アンテルコンタンポランで腕をならしたフランスきってのベテラン、アラン・プラネス。彼の表情豊かな音色と精確なリズム感覚、ハーモニーのセンスで世界で高く評価されたドビュッシーのピアノ作品録音が、ドビュッシー・イヤーにあわせてボックス化されます。
 ディスク3で用いられている1902年製のドイツの名器ブリュートナーは、高音部に4本目の共鳴弦(ピアノは通常3弦)が張ってあることで豊かな倍音の響きが出る、まさにドビュッシー向きの楽器。『映像』の諸曲や『月の光』など、ピアノとは思えぬ色彩感に驚かされます。絶品なのは『雪が踊っている』で、ヴェールに包まれたような幻想の世界が広がります。こんな不思議な音世界はミケランジェリでさえ創りえなかったといえるでしょう。他のディスクも、プラネスの豊かな経験と知性とリズム感に裏打ちされた、色彩豊かな世界が広がります。
 アラン・プラネスは1948年リヨン生まれ。ジャック・フェヴリエのもとで学んだあとアメリカに渡り、メナヘム・プレスラー、フランコ・グッリ、ウィリアム・プリムローズらに師事。チェロのシュタルケルのピアニストとしても活躍しました。アンサンブル・アンテルコンタンポランでも卓越した音色を聴かせ、ブーレーズ、ベリオ、リゲティ、シュトックハウゼンの作品などで比類なき解釈で現代もののスペシャリストとして世界中から認められる一方、ハイドン、見事な色あいのドビュッシーや、フォルテピアノを演奏してのショパンなど変幻自在の才で魅せてきたフランスの名手です。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日し、ヤナーチェクの演奏で聴衆をうならせました。(写真c Eric Larrayadieu)(輸入元情報)

【収録情報】
ドビュッシー:ピアノ作品全集


Disc1
● 前奏曲集 第1巻(全曲)
● 前奏曲集 第2巻(全曲)
 使用ピアノ:1897年製ベヒシュタイン

Disc2
● 12のエチュード(全曲)
● スケッチブックから
● 仮面
● 喜びの島

Disc3
● ベルガマスク組曲
● 2つのアラベスク
● 子供の領分
● 映像 第1集
● 映像 第2集
 使用ピアノ:1902年製ブリュートナー

Disc4
● 忘れられた映像
● ボヘミア舞曲
● 夢想
● マズルカ
● ロマンティックなワルツ
● バラード(スラヴ風バラード)
● スティリー風タランテッラ
● 夜想曲(変ロ長調)
● ピアノのために
 使用ピアノ:スタインウェイ

Disc5
● 版画
● コンクール用小品
● ハイドン賛歌
● 小さい黒人
● レントより遅く
● 6つの古代墓碑銘
● 英雄の子守歌
● アルバムのページ(負傷者の服のための小品)
● エレジー(ジャン・ジョベール版、パリ)
● 燃える炭火に照らされた夕べ (1917)
● リア王の眠り(ロジェ=デュカス版、1926)
 使用ピアノ:スタインウェイ

 アラン・プラネス(ピアノ)

 録音時期:1999年4月(Disc1)、1995年3月12-14日(Disc2)、2005年3月24-27日(Disc3)、2006年5月10-15日(Disc4)、2006年5月10-15日(Disc5)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

総合評価

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4.5

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1枚目のベヒシュタイン、3枚目のブリュート...

投稿日:2019/08/24 (土)

1枚目のベヒシュタイン、3枚目のブリュートナーの音色が特徴的な全集。それがいいかは聴き手の好みにはなるが、やはりはっきりとした違いはあるので、聴いてみる価値は十分にある。演奏は派手な技巧的なものではなく、尖がってもおらず、しかし過度に抒情性を盛ったものでもない。どことなく品位のようなものはあって、フランス的である。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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まず、プラネスの、音楽的センスの良さが光...

投稿日:2018/01/06 (土)

まず、プラネスの、音楽的センスの良さが光ります。 アンテルコンテンポラン出身の、ピアニストには、エマールなどもいますが、フランス的な詩情では、こちらのほうかも。 ピリオド楽器も、こなす名手ですが、やはり、現在のスタンウェイのほうが、やりたいことが、できているようです。 個人的には、ブリュトナーより、ベヒシュタインのほうが、ドビュッシーが好んだこともあり、シックリきている気がします。 ブリュトナーのほうは、あくまで、こういう行きかたもある、と、いったところでしょうか? 共鳴弦を持っているが、基本、ドイツっぽい響きなので、幻想的なところはありますが、異質な気もします。 若い頃のベロフの録音が、目の覚めるようなテクニックと、深い洞察力で、いまだに、個人的にNo.1ですが、それに、勝るとも劣らない名盤だと思います。

京都のタケさん さん | 京都府 | 不明

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3種類のピアノを用いての演奏は、面白い企...

投稿日:2011/05/22 (日)

3種類のピアノを用いての演奏は、面白い企画。特にベヒシュタイン、ブリュトナーのピアノでの演奏は貴重です!また、彼のナイーブでありながら、テクスチュアの読みにも注目です!

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