メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD 輸入盤

モテット集、ピアノ三重奏曲第2番、他 エルヴェ・ニケ&フランダース放送合唱団、ピーター・ウィスペルウェイ、ペッカ・クーシスト、アラスデール・ビートソン

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EPRC0024
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


エルヴェ・ニケとウィスペルウェイが魅せるメンデルスゾーンの世界

エルヴェ・ニケとウィスペルウェイが紡ぐ、メンデルスゾーンの世界。ニケ指揮によるモテット集と、ウィスペルウェイ参加の室内楽、という組み合わせです。
 20歳でバッハの『マタイ受難曲』をバッハの死後初めて演奏したメンデルスゾーン。その生涯にわたって、バッハはメンデルスゾーンにとって重要な作曲家でした。当アルバムでは、バッハ、および先人たちの影響が様々に見られる宗教声楽作品と、同じくバッハも用いたコラールを作品に織り込んだ室内楽作品という組み合わせ。モテットはニケ率いる名門フランダース放送合唱団、室内楽はウィスペルウェイの盟友、フィンランドのヴァイオリン奏者ペッカ・クーシストと、スコットランドのピアニスト、アラスデール・ビートソンを迎えた豪華布陣です。
 ここに収録された宗教作品はすべて無伴奏合唱によるもので、美しい和声と見事な書法による透明感のある世界が魅力。詩篇第2編『なにゆえ、国々は騒ぎ立ち』は二重合唱のための作品で、一連のクリスマス礼拝の音楽として書かれました。バロック時代の語法である、喜びをあらわす付点のリズムなど、メンデルスゾーンの先人達の作品の研究の成果ともいえる、美しい作品です。
 ピアノ三重奏曲第2番は、あのヴァイオリン協奏曲を完成させたのと同時期、そしてオラトリオ『エリア』にとりかかっていた充実した時期に書かれたもの。終楽章ではバッハがカンタータ第130番(聖ミカエルの祝日のためのカンタータ)でも用いたコラール旋律が聴かれる傑作です。ディスク最後に収録されているチェロ・ソナタ第2番のアダージョもバッハのヨハネ受難曲のアルトのアリア『成し遂げられた!』の和声進行で始まる美しい楽曲で、全体としてバッハへのオマージュ的アルバムともいえるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
メンデルスゾーン:
● 詩篇第2編『なにゆえ、国々は騒ぎ立ち』 op.78-1
● キリエ・エレイソン MWV.B57
● いと高きところ神に栄光あれ
● ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 op.66
● 詩篇第43編『神よ、あなたの裁きを望みます』 op.78-2
● Heilig ist der Gott Zebaoth MWV.B57
● 全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ op.69-2
● チェロ・ソナタ ニ長調 op.58より第3楽章アダージョ


 ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
 ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)
 アラスデール・ビートソン(ピアノ)
 フランダース放送合唱団
 エルヴェ・ニケ(指揮)

 録音時期:2016年、2017年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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メンデルスゾーンが”マタイ受難曲”に筆写...

投稿日:2018/03/13 (火)

メンデルスゾーンが”マタイ受難曲”に筆写スコアに出会ったのが14歳だった 20歳で復活初演を果たす 40年に満たない生涯はバッハへの憧憬の道程となった ここに配された6つのモテットは孰れもその晩年の作であり唯一無二の個性に彩られた傑作群だ 音楽は浮き足立つことなく平明に推移しながらも華やぎと彩りを纏っている 短いが充実した情趣を醸し出す モテットの中にピアノ・トリオが挿入されている ここにもバッハからの引用があるもののベートーヴェンの世界を継ぐものだ ハ短調はベートーヴェンの”第5シンフォニー”あるいは”熱情ソナタ”と連鎖する 表情記号にも エネルジコ コン・フォーコ エスプレシーヴォ アパッショナートと激しい表示が並ぶ ビートソン クーシスト そしてウィスペルウェイの激烈な表現に圧倒される ニケ&FRCの無伴奏合唱が主体だが 三重奏とエピローグに添えられたチェロ・ソナタの一楽章が花を添えて愉しいディスクとなった 朋と聴く日を願いつつ あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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