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没落ピアノ先生。 レッスンするのは大変です 富士見L文庫

さくまゆうこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040725857
ISBN 10 : 4040725859
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;15

内容詳細

天才と評されるも、家庭の事情でピアニストの道を断念した敬。とりあえず食うためにピアノ教室を開くことに。しかし…。初めての生徒は虫かご片手に裏庭に一目散、飽きればアニメに夢中の双子の小学生だった。その後も芸人志望の女の子に引きこもりの中学生と、なぜか集まるのは音楽に興味のない子供ばかり。教室にすら入らない生徒に、敬は起死回生のレッスンを考えるが―?時に優しく、時に激しく、天才ピアニストの腕が鳴る!世間の荒波(=子供)にもまれながら贈るお仕事騒動記、オープン!!

【著者紹介】
さくまゆうこ著 : 「水空の『青』―1st.フレンド」(集英社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 瀧ながれ さん

    ピアノを弾く人、である主人公が、それ以外のすべてができなくて困ったさんなのに、おっとりとしながらも一本筋が通った性格のためか、憎めない、いやむしろこの生活無能力さに愛嬌がある。ピアノ教室を開き、厄介な生徒たちになんとかしてピアノを好きになってもらおうと、いろんな工夫をする真面目さもいい。ピアノ曲の描写も心地よく、それぞれの人による個性がきちんと伝わる。主人公が弾くベートーベンが聴きたいのはもちろんだけど、ラストで奏でられた、天から金色の花が降るようなメンデルスゾーンの「春の歌」に、とても心がふるえました。

  • フキノトウ さん

    父が亡くなり、師匠も亡くなりピアノの先生を始めることになった敬。生活力の無さ、ピアノ以外には鈍感で拘らないゆるい性格なのが読みやすかった。やんちゃな双子の兄弟の話も良かったけれど、お笑い芸人を目指す女の子のお話が好きでした。続編あればいいな。

  • み さん

    何となく手にした作品、初読みの作家さん。さくさくと♪鈍感力の高さにはクスっ、なのに素敵な先生です。世界一の弟子数に至るお話しが読めるのかなぁ?生活費が心配だ(^^;

  • よっしー さん

    タイトルが気になって手に取りました。ピアニストとしての道が周囲の環境によって絶たれ、ピアノ教室を始めるも、生徒は来ず、そもそもの生活能力すら無かった。ピアノの腕を考えたら、問題児ばかりの生徒は切り捨てても良い筈ですが、きちんと一人ひとりに向き合い、ピアノの楽しさを伝えていく。本当にピアノが好きでそれを他の人にも知って貰いたいからこそ、出来るのでしょうね。やや読みにくいと感じる部分もありましたが、良いお話でした。

  • しぇん さん

    あと少しでピアニストとして成功する所まで来ていたのに、父親お師匠が亡くなってしまい道が閉ざされてしまった所から始まる物語。お坊ちゃん育ちだった上ピアノの事しかやってこなかった主人公がピアノ教室を開こうとするところから始まりますがら現代日本でそれで中々生活できるはずもなく…と。こんな状況なのにのんびりしている主人公は大物だなと。そして現れる訳ありの生徒達との関係がこの優しい物語りの一番の魅力なんだろうなと。まだいつ餓死してもおかしくない状況の中、世界一多くの弟子を持つ未来図が描かれる続刊も読んでみたいです

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