戌亥の追風 集英社文庫

山本一力

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087456745
ISBN 10 : 4087456749
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
432p;16

内容詳細

嘉永6年、黒船来航に揺れる江戸。木更津の薪炭問屋の娘おきょうは、深川の材木商との談判のため単身江戸へ向かうが、警戒を強める船番所に留置されてしまう。彼女の危機を救おうと、密かに想いを寄せる仙之助をはじめ、男たちが動き出す。騒動に乗じて悪事を企む者たちも現れ、事態が複雑化する中、若き二人の運命やいかに。川面をはしる風のように、心に爽やかな印象をはこぶ傑作時代小説。

【著者紹介】
山本一力 : 1948年高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校卒業。旅行代理店、コピーライターなど様々な仕事に携わり、79年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞、2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    市井を舞台に様々な人間模様が描かれていました。真っ直ぐに生きる姿に背筋が伸びるような気がします。爽やかな印象を受けました。ひと騒動の始末ですが、読んでいて気持ちよかったです。

  • キャプテン さん

    ★★★☆☆_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1853年幕末─ペリー来航編】だだ黒い煙をあげて、やつが来る。だだ黒い船に乗って、やつが来る。「カイコクシテクダサーイ」「ヒキコモリカテメーラ」と言いながら、やつが来る!そう、その男はペリー長官だ!黒船に運命を切り裂かれた男と女のために、江戸っ子たちが走る人情活劇!「ダマッテカイコクシシナサーイ!!」ペリーがうるさい!「イナカザル、カイコ…」黙れペリー!…………はっ。拙者は何を言っていたでござるか。さきほど頭を打ったせいか、何やら調子がおかしいでござる…。

  • コブタ さん

    筋を通した生き様とはこういうことかと気づかせてくれる。特に八丁堀同心の、役人の矜持に多きにうなずく。現代の役人、政治家も庶民の為にという矜持を持って欲しい!

  • やまたか さん

    黒船来航で浮き足だった江戸でのひと騒動の顛末。登場人物が多いが、佃島の肝煎▪五兵衛、中川船番所の庶務方与力▪︎佐野塚、江戸定町廻同心▪︎岡崎の三人が、器が大きく芯が通っていて、さらに頭も良くて読んでいて気持ちが良かった。

  • Motohiro Yamato さん

    時代背景や、お上と庶民の身分の違い、家同士の位の違いが、いまいち想像ができにくく、話の中に入り込むのが難しかった。現代のように自由な結婚はできないだろうし、お上の厳しさも現代とは比較にならないだろう。 そんな中でも、黒船で町全体がざわめいている感じや、代々徳川家に支えてきた佃の人々の話しは興味深かった。それにしても、山本一力さんの作品は食べ物が本当に美味しそうに書かれているのる。具体的にどんな菓子や弁当を食べているか理解できなくとも何となく旨そうで、幸せな気分になれる。

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人物・団体紹介

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山本一力

1948年高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。12年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。15年、第50回長谷川

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