ペンローズのねじれた四次元 時空はいかにして生まれたのか ブルーバックス

竹内薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065020401
ISBN 10 : 4065020409
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
304p;18

内容詳細

現代物理学の奇才=ロジャー・ペンローズの宇宙観を、エキサイティングに解きほぐす―。相対論と量子論の“はざま”に生まれた鬼っ子「スピノール」。この奇妙な“物体”を無数に集めてネットワーク化すると、そこに「時空」が生まれる!?私たちの宇宙はなぜ「四」次元なのか?そして、四次元だけがもつ特異な性質とは?宇宙の終わりに「次の宇宙」の始まりがある世界。相対論と量子論は、果たして「ねじれた四次元」で邂逅するのか。

目次 : 第1章 あるけど見えないローレンツ収縮―特殊相対性理論の世界/ 第2章 ブラックホールと特異点―一般相対性理論の世界/ 第3章 シュレディンガーの猫―量子力学の世界/ 第4章 ツイスターの世界―相対論と量子論/ 第5章 ゆがんだ四次元―時空の最終理論をめざして/ 第6章 ペンローズの「とんでもない」宇宙観―共形循環宇宙論の世界

【著者紹介】
竹内薫 : サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。YES International School校長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    まぁ、面白いし、ところどころ親切な解説もあったりするが。何というか面白く読ませようとしてやりすぎた感がある。書かれている内容はそれなりに魅力的だから、わざわざ文書で面白がらせなくてもよかったんじゃないか。量子論、宇宙論のさまざまな疑問や学問の歴史を解説してくれる。それなりに良書だとは思うが・・・ absintheには研究者の書いた本の方が面白いかな。

  • evifrei さん

    前半では量子論と宇宙論の基礎が紹介され、ペンローズの宇宙観や四次元像の解説は4章から。かなりインパクトの強い宇宙観は正直もっと頁数を割いて欲しかった気も。(純粋に面白いのでもっと知りたいという単純な動機なのだけれど。)ビッグバンから始まり、現在から未来に至る指数関数的な宇宙の膨張を経て、無数のブラックホールが生成・消滅した宇宙の終焉は新たなビッグバンへと繋がり無限に宇宙の誕生と終焉を繰り返すという共形循環宇宙論―。先日読んだブルバの著作とはまた違う宇宙の終焉像だ。想像力の遥か向こう側にあるが本当に面白い。

  • 中島直人 さん

    宇宙ってとんでもなくて面白い、と感じさせてくれる。が、同時にとんでもなくワケわからん。天才の頭の中って、どうなってるんだろ。最後のペンローズの記号を見て、その一端を垣間見たような気がした。

  • 石油監査人 さん

    この本は、2020年にノーベル物理学賞を受賞した米国の理論物理学者のロジャー・ペンローズの業績について、科学評論家の竹内薫が解説したものです。ブラックホールの特異点定理、事象の地平線、スピンネットワーク及びツイスター理論といった内容は、何れも初読で理解するのは難しいのですが、ユニークな図形を駆使して難問の解決に当たる、ペンローズの発想の斬新さは、比較的容易に理解出来ます。印象に残ったのは、彼が一般的な数式の代わりに用いるという、マヤ文明の古代文字のような記号で、それは、笑えるほどユニークなものでした。

  • Tenouji さん

    難しかったが、ツイスターは面白うそうだ。

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人物・団体紹介

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竹内薫

1960年東京生まれ。サイエンス作家。理学博士。東京大学教養学部、同理学部を卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻)。大学院を修了後、サイエンス作家として活動し、物理学の教科書や科学評論を中心に200冊あまりの著作物を発刊している。テレビ、ラジオ、講演などで精力的に活動し

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