地下水路の夜 新潮文庫

阿刀田高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101255408
ISBN 10 : 4101255407
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
475p;16

内容詳細

銀座の地下を流れる水路で、絵本を読み聞かせる美女に出会った少年の日。あれは全部、夢だったのか?本を人生の友とする男の芳しき幻想譚(「地下水路の夜」)。死んだ少女に捧げる奇妙な言辞。そのリフレインが巻き起こす摩訶不思議な出来事とは(「朗読者」)。源氏物語、ギリシャ神話、夢十夜。短編の名手が古今東西の名作と共に、あなたを不思議な世界へと誘う。全ての本好きに贈る12の物語。

【著者紹介】
阿刀田高 : 1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、’78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。’79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、’95(平成7)年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    ハードカバーで読んで文庫での再読です。12の短編が収められていて、以前にも書きましたが、「朗読者」が一番この中では怖い印象がありました。そのほかこの表題作や「頭のよい木」「言葉の力」などが印象に残りました。阿刀田さんも年をとられて、日常の恐ろしさをうまく書いたものやエロティックな作品も少なくなりました。読む方も年をとりここに入っている作品が合うようになりました。

  • takaC さん

    あれ?こんなに厚い内容だったっけと、まず最初に巻末の加筆・修正情報を確認しちゃったよ。文庫で阿刀田氏の新刊が出たら入手する習慣を30年以上続けてるけど、文庫本もずいぶん高くなったよな。これなんて税抜710円だぜ…

  • すきまどくしょ さん

    ★★☆☆☆ 阿刀田さんの本はこれが初読みです。他の作品はブラックユーモアが効いているらしいのですが、この作品はなんというか、ふわっとしてました。読み終わった後もスッキリしませんでした。

  • MIKETOM さん

    これを上梓した時、阿刀田なんと80歳!執筆に捧げた人生をこのまま全うして欲しいと思う。本書は12編の短編集。感想はとりとめのない作品集って感じかな。源氏物語、ギリシャ神話、新約聖書、夢十夜などをモチーフにした作品もあれば、幻想譚もあり、過去に阿刀田が書いた作品を延長したような作品もあり、過去にエッセイで取り上げた事柄をネタにした作品もあり、晩年の自分が過去の自分を振り返ってとりとめもなく書き綴った作品集って感じ。阿刀田ファンならわかるだろうな。「いくさば足りもうさん」とか。本当に、このまま全うして欲しい。

  • nyanlay さん

    思っていた内容とは違ったかなぁ。もうちょいブラックユーモア的なショートショートを期待していたけど、宗教とか哲学的な感じで私には少し?難しく感じました。

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阿刀田高

1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エ

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