活版印刷三日月堂 庭のアルバム ポプラ文庫

ほしおさなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591156865
ISBN 10 : 4591156869
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
333p;16

内容詳細

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い。しかし三日月堂を続けていく中で、弓子自身も考えるところがあり…。転機を迎える、大好評シリーズ第三弾!ブクログ1位、読書メーター1位、第5回静岡書店大賞、第9回天竜文学賞、4冠!

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』にて、第12回鮎川哲也賞最終候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんごろ さん

    シリーズ第3弾!シリーズが進むにつれて、優しさと温かさが更にパワーアップしてきましたね。『カナコの歌』には、思わず涙ぐみましたね。『庭のアルバム』も温かさがあって良かったです。いや、結局、全部がいいですね。弓子さんの仁徳が、出会い、気づきを素敵にしていくんではないかと思います。読了後、たくさんの素敵な一文(言葉)に気づきをもらい、こんなに温かさと優しさに包みこまれる作品はそうはないですね。思いっきり伏線を残して終わった今作だけに、次回作が早く読みたくなります。

  • へくとぱすかる さん

    シリーズ3冊目。活版印刷、三日月堂、弓子さん、それぞれと糸のように、どこかでつながる人生を生き、また悩む人々。活版印刷の存在や暖かさに救われていく、というより、悩み疲れた人は、活字や印刷を自己の鏡として目を見開き、勇気を出して、みずからを救うのだろう。人は自分を助ける力を引き出すものに、おのずと惹かれるもの。それは弓子さん自身も同じなのだろう。

  • 三代目 びあだいまおう さん

    本作がシリーズ一番響いたと、大切な読友さんが教えてくれました。世代間の愛が響きました。『言の葉』がいにしえの情景と今を結ぶ。母が、そして祖父母が、無限の祖が見、感じた様々を、時を超えて届けてくれる言葉の神秘!見知らぬ先人とさえも、結ぶ、繋がる、綿々と。弓子の活版印刷は、手にした者のルーツや記憶を呼び戻す!作家さんの感性が、私のように感性の欠片もない者の隙間を埋めてくれる。なんと奇跡的で貴い自分創りだろう。誰かが紡いだ言の葉を、我が身の生に注ぎ入れる幸福と感謝!弓子が悩む三日月堂の起承転結『転』の巻‼️🙇

  • ポップノア@背番号16 さん

    2番目に収録されている「カナコの歌」が非常に良かった。弓子さんのお母さんが作った短歌がどれも素晴らしいです。ほしお先生、泣かせますねー。物語がそれぞれリンクしていて、三日月堂が成長していくのが楽しみです。弓子さんの人柄も控え目でいいですね。文科系女子って感じで(笑) 次作(シリーズ最終作)ではその弓子さんにロマンスの予感? 幸せな結末を願います。

  • 寂しがり屋の狼さん さん

    シリーズ3冊目🌜️📚️人から人へ『三日月堂』と言うバトンが手渡されていく…今回は【繋がり】を強く感じた作品でした。そして、その繋がりは弓子さんの過去から未来へ✒️ますます三日月堂から目が離せません!次が楽しみです(*^-^*)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ほしおさなえ

作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品