續 信長私記 講談社文庫

花村萬月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062937993
ISBN 10 : 4062937999
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

信長は、なぜ―。桶狭間の戦いで「敦盛」を舞ったのか。徳川家康と同盟を結んだのか。藤吉郎を重用したのか。長篠の戦いで武田に勝てたのか。比叡山を焼いたのか。そして、わずかな手勢で本能寺へと向かったのか。その答えは「私記=日記」にある。本能寺に至る生涯とその実像に迫る、花村歴史文学の衝撃作、遂に完結。

【著者紹介】
花村萬月 : 1955年東京都生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年『王国記』シリーズの一作目にあたる『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hippos さん

    久秀がまたまたカッコいいですな。この二人を並べてみると信長の思想の根底にあるものが久秀を追いかけている様が見えるよう。でも久秀の権力に対する距離感のほうが僕には好ましい。

  • igaiga さん

    ダメだ・・・松永久秀が登場するとそっちに気持ちが引っ張られてしまって・・・(笑) 萬月さんは松永久秀好きでしょー。だからいつ読んでもカッコいい。そして文中にも出てた「好きか嫌いか」。結局のところそれなんだろうね。その時点で神ではなかったと思うけれど。

  • さっちも さん

    メタ認知というのかな。慣習にとらわれず、感情を離れ冷静に判断する能力に優れていた信長。その合理的な判断は絶望的な局面を打開し、恵まれない状況下から急速に力をつける原動力になった。慣習や宗教に囚われがちな中世の人も、ある程度の歴史や科学を理解する私のような人間も、理解の範囲外にある信長の合理的な判断。彼の生い立ちから人物を造形し、信廉殺しや、明智光秀の母殺しをも説得力をもって説明しつくしてみせる。好き嫌いであれば生々し過ぎて辛い小説だけど、これも人間の一面なのかな。

  • 鵺 さん

    織田信長を本人の独白、日記という形で描く歴史小説。日記という形上、自身の滅亡の際の描写がなかったがそこがまたよかった。自らを神と考え、謀反を起こされても激昂するばかりでなぜ謀反を起こされたかを考えずその結果自身の滅亡を招く過程を読者が客観視できるように描いている。また本作では脇役として出てきた松永久秀に対する信長の思いは同じような業を負った者として案外これがリアルな感情だったのではないかと思えた。

  • ちくわ さん

    あとがきにもあるが、フィクションの世界。一人称で彼の主観で進むので、ラスト数ページまで若い姿で読み込んだ

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花村萬月

1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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