日比谷高校の奇跡 堕ちた名門校はなぜ復活し、何を教えているのか 祥伝社新書

武内彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396115197
ISBN 10 : 4396115199
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

中高一貫校がもてはやされるなか、日比谷高校は通常校ながら、保護者・生徒に圧倒的に支持されている(入学満足度は各98%・93%)。今や開成高校を蹴って日比谷高校に入学する生徒も少なくない。これは、東大合格者数(二〇一六年53人、二〇一七年45人)に代表される進学実績と、それを可能にしている教育にある。東大合格者数が1人に落ち込み、「堕ちた名門校」と言われた高校は、どのように復活を遂げたのか?なぜ日比谷生は通塾率が低く、しかも現役率が高いのか?これらの“奇跡”について、改革を断行した現役校長が答える。教材や勉強方法を開陳、二〇二一年からの新大学入試にも言及。受験の常識が変わる!

目次 : 序章 V字回復―東大合格者数の復活/ 第1章 堕ちた名門校―それは学校群制度から始まった/ 第2章 校内改革―授業・教員・入試を変える/ 第3章 日比谷だからできること―中高一貫校との違い/ 第4章 日比谷生の勉強方法―なぜ通塾率が低いのか/ 終章 新大学入試と求められる人物像

【著者紹介】
武内彰 : 東京都立日比谷高等学校校長。1961年、東京都生まれ。1987年、東京理科大学理学専攻科修了後、物理教師として都立秋留台高等学校に赴任。都立永福高等学校、都立杉並高等学校、都立大島南高等学校教頭、都立西高等学校副校長、東部学校経営支援センター統括学校経営支援主事、都立翔陽高等学校校長を経て、2012年に都立日比谷高等学校第27代校長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • future4227 さん

    テレビドラマ『先に生まれただけの僕』で櫻井翔くん扮する校長先生の学校改革に似ている。名門日比谷高校と言えども、学校が何もしなければ、東大合格者1名という危機的状況に陥る。現在は様々な試みをされているようだが、もともと生徒のポンテンシャル頼みで、今までが何もしなさすぎだったんだろうと思う。あと、受験生泣かせの自校作成入試問題については、趣旨は賛同できるのだが、現実的に受験生の平均点が40点しかとれないような数学の問題で、本当に狙い通りの生徒を獲得できるのだろうか?理社ができる子が得するだけでは?

  • ざっく さん

    図書館で見かけたので借りて読む。校長のマネジメント力と、教員の強力なサポートがあっての進学実績なのだなと。著者は、自分の信念を数値に落とし込み、目標を明確にしているところが勝因なのだろう。自分の高校時代を思い出し、反省すると、勉強、部活共にもっとシンプルな取り組みで良かったなと思う。あと、睡眠時間がかなり少なかった。会社で働いている今のほうが随分と楽に感じる。部活がなく、体力が温存されているのと、会社の外で課題をこなすことを求められないからだろうか。

  • ゆうゆう さん

    校長の学校改革。都立高校の入試の仕組みも、体制も、色々と変わってきた上での、名門校として復活劇、なのかしかるべき復活。とことん復習、自学自習、熱中する行事は熱中する、なんとなく読んでいて私立のよう?な印象をもった。実績は当然に伴ってきただけなのかな。公立学校は、その時の行政にもよって、変わるところもあるが、自校問題の試験復活の今回の入試で、更に躍進があるのか。

  • ひよピパパ さん

    名門都立高校の復活の軌跡を、現校長が語る。校長の学校マネジメントの力量がスゴイ。信念をもって筋を通していくことが大事だと痛感。どんなに名門校であれ、校長がちゃんと生徒と関わり合っているというのもよかった。上に立つ者とはこうあるべきかと感じ入った一書。

  • Prince of Scotch さん

    日比谷高校。全盛期には東大合格者が200人近くを誇った、嘗ての日本一の名門校。学校群制度の導入により、1993年には1人までに激減するも、2016年には50人超えを達成する「V字回復」を担った現役校長による手記である。著者は復活の要因として、面倒見の良さを強調する。肌理の細かい補習や徹底的な個別添削指導、入試2ヶ月間の特別カリキュラムなど、生徒さんにとっては「痒いところに手が届く」充実ぶりだが、頭脳明晰で勤勉な日比谷の生徒さんだから成立するものであろう。指導する先生たちの負担は並大抵じゃないと推察する。

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武内彰

東京都立日比谷高等学校校長。1961年、東京都生まれ。1987年、東京理科大学理学専攻科修了後、物理教師として都立秋留台高等学校に赴任。都立永福高等学校、都立杉並高等学校、都立大島南高等学校教頭、都立西高等学校副校長、東部学校経営支援センター統括学校経営支援主事、都立翔陽高等学校校長を経て、2012

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