故旧哀傷 私が出会った人々

中村稔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791770199
ISBN 10 : 4791770196
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;20

内容詳細

人格形成を育んだ故人たちへの鎮魂。定年を前に自死した若き日の俊才、生涯自己を陶冶し続けた経済学者、名声を博し、あるいは挫折して追放された経営者たち、大文学者の素顔…多彩な友人・知己から十二名の故人を偲び、哀悼と傷心を綴った十二章。

目次 : 萩原雄二郎―御巣鷹山事故により引責辞任した日航元専務の晩年/ 大西守彦―過重債務のため自死するに至った一高時代の親友の悲運/ 中村光夫―文学は片手間にできないとの忠告をうけた文学上の師/ 大岡昇平―徹底的に正確さにこだわる大作家/ 盛田昭夫―ソニー創業時の辛酸と卓越した先見性/ 磯輪英一―一般には無名だが業界では世界屈指の企業を築いた経営者/ 松田耕平―明朗闊達な愛すべき経営者の行動とその挫折/ 高原紀一―早熟な文学的才能で瞠目させた、波瀾に富んだ旧友/ 川島廣守―プロ野球コミッショナーと黒い霧事件/ 安東次男―厳しく狷介だが、心根は優しかった孤高の文学者/ 武田百合子―少女期の彼女を描いた作品などからみた天性のエッセイスト/ 日高普―生涯をかけて人間の垢をそぎ落とした経済学者

【著者紹介】
中村稔 : 1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒、『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞・詩部門)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞・詩歌俳句部門)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影―銅版画家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞・評論伝記部門)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)ほか、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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中村稔

1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒。『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版画家駒井哲郎の

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