スケープゴート 金融担当大臣・三崎皓子 中公文庫

幸田真音

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122064713
ISBN 10 : 4122064716
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
408p;16

内容詳細

三崎皓子、五十一歳。気鋭の経済学者で、テレビのコメンテーターとしても活躍中だ。ある日、明正党の総裁・山城泰三に呼び出され、民間人として金融担当大臣に指名される。就任直後、地方銀行の取り付け騒ぎを鮮やかに解決した皓子は、参院選へ出馬、官房長官に抜擢される。そんななか、山城が病に倒れて―。皓子を待ち受ける運命は?

【著者紹介】
幸田真音 : 1951年生まれ。米国系銀行や証券会社での債券ディーラーなどを経て、95年『小説ヘッジファンド』を上梓し、作家に転身。2014年、高橋是清を描いた『天佑なり』で新田次郎文学賞を受賞。テレビやラジオでも活躍し、政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、NHK経営委員会など公職を歴任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    幸田さんが経済小説ではなく政治小説を書き上げてくれて非常に今の政治状況を考えると楽しめました。婦人公論に2013年〜14年に連載されていたようで主人公も女性です。原田マハさんの「総理の夫」を思い出しました。内容的にはかなり異なるのですが。経済学者の女性があれよあれよという間に総理になってしまう経緯をうまく描かれています。楽しめます。

  • Walhalla さん

    民間から金融大臣、そして内閣官房長官へ。51歳の主人公、三崎皓子さんが永田町で奮闘します。家庭への負担や、周囲の男性議員たちからの圧力など、乗り越えなければならないことは多いですが、こちらも応援したくなりますね。さて、この物語には続きがあります。続編の『大暴落ガラ』も楽しみです。黒木瞳さんの主演でドラマ化されていたそうですが、機会があればそちらも観てみたいです。

  • のびすけ さん

    大学教授で経済学者の三崎皓子が民間人として金融担当大臣に任命され、突如政治の世界に飛び込んでいく。その後、参議院選挙当選、官房長官、総理大臣と、あり得ない階段を短期間で駆け上がる。いずれの展開も唐突で、現実味がなく、よって展開のハラハラドキドキ感もない。段階、段階の話も断片的な印象で、全体的に響くものを感じられなかった。期待ハズレ、かな。

  • へいがぁ さん

    面白かったです。ただ、著者の願望充足小説のようにも読めてしまいました。

  • アーミー さん

    大学教授三崎三崎晧子は、頭の切れる経済学者。ある日、総理大臣山城の依頼で金融担当大臣に指名される。ページをめくるたびにどんどんと晧子が辣腕政治家になって行く。晧子を政治家の軌道に乗せようと裏で糸をひく山城の存在があるのだが、持って生まれた晧子の気質がそうだったのだろう。 解説者藤沢久美さんが世界のリーダーに共通する3つの目を述べている。➀広い視野 A長時間軸を見つめる目 B垂直に長い視線。晧子は奇しくもこの3つの目を兼ね備えていたのだろう。現実にも欲しい逸材だと思う。続編もあるようだから読んでみたい。

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人物・団体紹介

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幸田真音

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。20

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