チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲第5番、ピアノ協奏曲第1番、『ロメオとジュリエット』 ピエール・モントゥー&ロンドン交響楽団、ジョン・オグドン(1963ステレオ・ライヴ)(2XRCD)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GCAC1014
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
Xrcd,輸入盤

商品説明


素晴らしい音質と見事な演奏で有名なモントゥーの代表的名盤が復活!
初出時大変な話題となった最晩年のステレオ録音ライヴ。
チャイコフスキーの本質に迫る、粋で味な巨匠の芸術がここに!


モントゥー最晩年、死の年の前年に行われたライヴを収録したアルバムです。Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。初出時、その大変良好な音質で話題となった有名なステレオ録音の名演が、さらに素晴らしい音質に生まれ変わりました。
 ピエール・モントゥー[1875-1964]は若いころブラームスの弦楽四重奏曲を作曲家本人の前で演奏したことでも有名な音楽家です。その後指揮者として、ディアギレフでおなじみのロシア・バレエ団での活躍を皮切りに、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団、パリ交響楽団など各国のオケを指揮。古典的レパートリーに加え、『ダフニスとクロエ』『春の祭典』やプロコフィエフの交響曲第3番といった20世紀の大曲の初演も手掛けています。晩年(1961年以降)はロンドン交響楽団の首席指揮者のポストにつき、1963年には同オケと共に来日しました。
 チャイコフスキーが亡くなったとき、モントゥーは18歳でした。自らが年齢を重ねたのち、同じ時代を生きた音楽家として奏でるチャイコフスキーはやはり格別のものが感じられます。高い集中力と自然な息遣いが特徴で、誇張の無いバランス感覚が素晴らしい、説得力抜群の名演奏。モントゥー唯一の録音であるピアノ協奏曲第1番では、この演奏会の前年(1962年)に第2回チャイコフスキー・コンクールでアシュケナージと1位を分け合い英国屈指の名手として名を挙げたオグドンと共演しています。(販売元情報)

【収録情報】
Disc1

1. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』
2. ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23

Disc2
3. 交響曲第5番ホ短調 Op.64

 ジョン・オグドン(ピアノ:2)
 ロンドン交響楽団
 ピエール・モントゥー(指揮)

 録音時期:1963年5月31日
 録音場所:ウィーン、コンツェルトハウス
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説付

内容詳細

1963年のウィーン音楽祭でのライヴ録音が、XRCDで蘇る。このときモントゥー88歳。年齢の衰えなどまったく感じさせない。音楽は自然に活き活きと流れ、親しげな語り口、落ち着いたテンポからグンとアクセルを踏むとオケはダイナミックに……まさに老練な指揮ぶりだ。第5番は超名演。(長)(CDジャーナル データベースより)

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 1992年にキングレコードから出たCD...

投稿日:2018/08/17 (金)

 1992年にキングレコードから出たCDを手に入れて聴いた時,音の良さに本当に驚いた。今ごろになってXRCDを改めて購入することにしたのは,これが出た当初からあった音質の改善への興味のせいもさることながら値段の「安さ」に心が動いたからである。当サイトで品切れが2回表示されたのは同類の人がいたということだろう。また入荷したというので今度は迷うことなく買ったというわけ。  実際どうだったか。これは≪ロメオとジュリエット≫が始まったとたんに気づかされるが,音の輪郭・粒立ちがいっそう明瞭になっている。ざらつきもほとんど感じられない。もしまだ在庫があるなら,別の盤を持っていたとしてもこれを買って無駄ということはなさそうだ(わたしはそちらの方は知人に譲って大いに喜んでもらえた)。  モントゥーという指揮者には,まず1960年代半ばころヴィクトローラという廉価盤でお世話になった。もちろんその頃は分からなかったことだが,思わせぶりなところのない演奏を好む傾向はこれが影響したのだと思う。彼の録音したベートーヴェンやブラームス,モーツァルトなどは今も大好きだ。ほかにもモントゥーの指揮ということで買ったレコードやCDはいくつかある。  このチャイコフスキーはどうか。テンポの揺れや表情の起伏は前後との連なりの中にごく自然に居ついていて,ことさらに聴く者の気を惹こうと意図が感じられない。いい演奏がいい録音で残っていたことに感謝せねば。  ところで,このCDのもう一つの注目点は,ライナーノーツである。キングから出た時の盤に家里和夫氏が冒頭部分だけ紹介されていたハリス・ゴールドスミス(おそらく米ヴァンガード社)という人の≪演奏について≫に興味深いことが書かれている。ふだんボーっと聴いているわたしは,そこを読んで他の演奏と注意深く比べてみようという気にさせられた。  ケース裏面の表記については小うるさい一言を。1行目に≪チャイコフスキー≫とあって2行目が≪モントゥー・コンダクツ・チャイコフスキー≫というのはちと体裁が良くない。せめて行を逆にと思うが?

たーさん さん | 神奈川県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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