基本情報
内容詳細
宮崎駿、富野由悠季、押井守−−戦後アニメーションの巨人たちの可能性と限界はどこにあったのか?
宮崎駿論4万字、富野由悠季論10万字、押井守論10万字の作家論を中核に、アニメから戦後という時代の精神をいま、総括する。
そして『シン・ゴジラ』『君の名は』『この世界の片隅に』――現代のアニメ・特撮が象徴するさまよえるこの国の想像力はどこにあるのか?
『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』とその射程を拡大してきた著者の新たな代表作にして、戦後サブカルチャー論の決定版。
【目次】
序にかえて
第1部 戦後社会のパースペクティブ
第2部 戦後アニメーションの「政治と文学」
第3部 宮崎駿と「母性のユートピア」
第4部 富野由悠季と「母性のディストピア」
第5部 押井守と「映像の世紀」
第6部 「政治と文学」の再設定
結びにかえて
【著者略歴】
宇野 常寛(うの つねひろ)
1978年生まれ。評論家。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など多数。企画・編集参加に「思想地図 vol.4」(NHK出版)、「朝日ジャーナル 日本破壊計画」(朝日新聞出版)など。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、立教大学兼任講師。
【著者紹介】
宇野常寛 : 1978年生まれ。評論家。批評誌『PLANETS』編集長。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
みのくま さん
読了日:2017/11/25
姉勤 さん
読了日:2019/09/30
梟をめぐる読書 さん
読了日:2018/02/02
しゅん さん
読了日:2023/07/23
Fancy Koh(旧SMOKE) さん
読了日:2017/11/25
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
文芸 に関連する商品情報
-
「レーエンデ国物語」多崎礼新作『叡智の図書館と十の謎』 伝説の図書館にたどり着いた旅人に守人は謎をかける。十の物語を鍵に全知全能の扉は開くのか。本格ファンタジーの新旗手の意... |2024年05月02日 (木) 00:00
-
『このミス』編集部が贈るホラー小説のランキングブック『このホラーがすご... 2023年4月〜2024年3月に発売されたホラー小説から、国内・海外ベスト20の作品を紹介。表紙を飾るのは『変な家』... |2024年05月02日 (木) 00:00
-
モモコグミカンパニー初の短編小説集『コーヒーと失恋話』5月20日発売 元BiSHのモモコグミカンパニーがオフィシャルWEBサイト「モモコグミカンパニー うたた寝のお時間」で連載していた「... |2024年04月27日 (土) 12:00
-
東野圭吾 待望のシリーズ第二弾『クスノキの女神』5月23日発売 人の想いを繋いでいく不思議な力があるクスノキ。その番人の元に訪れる人々が織りなす感動物語。待望のシリーズ第二弾! |2024年04月25日 (木) 10:00
-
中国で社会現象となったアジア最大級のSF小説『三体』 オバマ、ザッカーバーグ激賞 シリーズ合計2100万部突破、現代中国最大のヒット小説!物理学者の父親を文化大革命で惨殺... |2024年04月23日 (火) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・