おめでたい女

鈴木マキコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093864824
ISBN 10 : 4093864829
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
240p;20

内容詳細

25年連れ添った映画監督の夫との別れ、愛と憎、そして死。渾身の力で離婚のすべてを描いた圧倒の私小説!

【著者紹介】
鈴木マキコ : 1963年東京生まれ。上智大学短期大学部英語科卒業。作家・新解さん友の会会長。97年、「夏石鈴子」のペンネームで『バイブを買いに』を発表。短篇集『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』(小学館文庫)は、盛岡さわや書店主催の「さわベス2017」文庫編1位に選ばれた。2007年映画監督・荒戸源次郎と結婚、2014年離婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みなだ さん

    ご自分の結婚生活から離婚、その後迄、赤裸々にお気持ち、状況を書かれていました。元夫は、監督さんとしては素晴らしいかもしれませんが、どうしようもない男で、実父母もとんでもない人だと思いました。でも、そこに作者の愛を深く感じました。私なら出来ない!そんな風に何度も思いました。タイトル「おめでたい女」とは、到底思えません。家族愛を感じる作品でした。

  • みなず さん

    一気読み。著者の感情が絞りだされ、文字になっている。蓄積された澱を、身体中の穴という穴から出したせいか、濾過されて、すごく透明。改行なしの1ページに、声の出ない叫びが聞こえる。でも『第4話』は、豊子が淹れた、おいしいお茶みたい。“葉っぱが開くところを見て、湯呑みに注いだら、もう一度急須に戻して、最後に蓋をして淹れる”やり方・・・初版第一刷発行日は、『あなた』の命日だった。

  • sawa さん

    映画監督との結婚、離婚、そして死。 文章が独特で、だけど癖になる。 私は豊子の気持ちは全然理解できない。どうして何度もお金を取られて我慢できるのか。別れた後もお骨をひきとったりお墓をローンで買ったり…全く理解できない。 きっと、すごく好きで尊敬していたのだろうな、とは思う。

  • niyaco さん

    あれだけお金を遣われても、また稼げる力がすごいと思ってしまった。「金は出せと言われて出した方が負け」出した側の心情なぞまるで考えたこともないんでしょうね。才能があっても人としてろくでなしという見本のようは人ですが、計り知れない魅力も備わっているんだろうな。豊子さん、最後まで面倒見て偉いな。同じ女性として尊敬します。

  • ぴょんたん さん

    読んでいて心がひりひりしました。 どんなに酷い思いをさせられても、惹き付けられて離れられなくてどうしようもなく好きだったんだなぁ。 途中で涙がこぼれそうになりましたが、最後には痛かった心も解放されて、穏やかに読み終えることができました。 家族に深く理解してもらい愛されていてとてもしあわせだったことを、元夫はちゃんと気づけていたんだろうなって思います。

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鈴木マキコ

1963年東京生まれ。上智大学短期大学部英語科卒業。作家・新解さん友の会会長。97年、「夏石鈴子」のペンネームで『バイブを買いに』を発表。短篇集『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』(小学館文庫)は、盛岡さわや書店主催の「さわベス2017」文庫編1位に選ばれた。2007年映画監督・荒戸源次郎と結婚、201

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