太田康介

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本

やさしいねこ うちのぽー

太田康介

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基本情報

ジャンル
：
実用・ホビー
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784594078348
ISBN 10 : 4594078346
フォーマット
：
本
出版社
：
扶桑社
発行年月
：
2017年10月
発売国
：
日本
追加情報
:
１１２ｐ；21

内容詳細

まわりの猫にいじめられ続けた、“弱虫""ぽーの物語。

ある日、著者の太田康介氏は自宅近くでブサイクな野良猫を見かけました。殺処分や事故死など、増えすぎてこれ以上不幸な猫を増やさないようにと、太田氏はその野良猫にTNR(捕獲、不妊手術、元に戻す)を実行。一代限りの“地域猫""として見守 っていきます。

しっぽに特徴があったので「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫に交じって餌を食べには来ますが、他の猫が食べ終わるのを陰でじっと待っている遠慮がちな猫でした。

その体はいつも汚れ、傷ついていました。実は、ぽーは“町内最弱""で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです。

太田氏はそれを見ていたたまれず、ぽーを家猫として迎えました。

すると、今度は家の中の猫にもいじめられるぽー。それでもぽーは、少しずつ先住猫たちの心を開いていきました。さらには新たに保護した子猫の世話も始め、太田家にはなくてはならない存在となっていったのです。

深谷かほる氏の漫画『夜廻り猫』(講談社)で描かれて注目を浴びた、このやさしい猫「ぽー」の物語を綴った写真エッセイ。ぽーを描いた深谷氏の漫画も2本収録。

【著者紹介】
太田康介 : １９５８年９月２３日生まれ。滋賀県出身。フォトグラファーアシスタントを経て、編集プロダクションにカメラマンとして入社。１９９１年よりフリーに。日本写真家協会（ＪＰＳ）会員。報道カメラマンとしてボスニア・ヘルツェゴビナやアフガニスタン、カンボジア、北朝鮮などを撮影。東日本大震災後は、原発周辺に取り残された家畜やペットの写真を撮るとともに、飼い主のいない猫のＴＮＲ（地域猫化）と給餌活動を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • 真香@ゆるゆるペース さん

    読了日：2019/10/08

    図書館本。ある日著者が近所の公園で出会った、野良猫のぽー。体がデカくて鈍臭くて、町内の地域猫の中で最弱、その後著者に保護されたものの、家猫達の中でも最弱… でも、最強に優しくて気立てが良く、目つきの悪さも丸いお餅のようなフォルムも可愛い、愛すべきぽー。案の定、最後は切ないけれど、こんなに優しい猫がいたんだな…と、とても温かな気持ちになれた。猫好きさんは涙すること請け合いです。ちなみに有名人では、糸井重里さん、矢野顕子さん、石田ゆり子さんもぽーファンなのだとか。

  • ふう さん

    読了日：2017/10/18

    写真家太田さんとの出会いは「しろさびとまっちゃん」でした。原発避難区域に残された動物たちの実情を知るきっかけになった本です。その太田さんが近所で見つけた猫を家猫にし最期まで大切に見守った心情が写真と文で綴られています。　表紙の猫はぽーちゃん。穏やかでいい表情ですね。味のある写真ばかりですが、外猫時代、雨の日に傘の下でちょこんと座っている写真が好きです。　猫にも１匹１匹個性があり、考え方も違います。その個性を温かく受け入れ、やさしく語りかけながら接する太田さん。行動力にも愛の深さにも頭が下がります。

  • 鱒子 さん

    読了日：2020/06/01

    図書館本　野良猫の「ぽー」は町内最弱のヘタレ猫。いつもお尻や背中に傷があります。でも優しい猫なのです。ーー号泣、あふれ出る涙を止める事ができない。わたしの友達の猫の名前も「ぽー」で、元ノラの保護猫。そんな事もあいまって、ひたすら泣いてしまう本でした。うぅ、感想書きながらまた泣いちゃって、もう。きりがないです。

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと… さん

    読了日：2017/11/20

    --/--点 やさしい猫「ぽー」の一生を綴った写真エッセイ。表紙の丸っこい姿に「ぽー」のやさしさが滲み出ていて、「ぽー」という猫の全てが表現されています。いじめられっ子の「ぽー」と、それを優しく見守る飼い主太田さんとの、一匹と一人の心が通いあう切なくも心温まる話しが、心に響いて来ました。最後、大好きな太田さんに看取られて天国に逝った「ぽー」...向こうでも幸せに。写真を観てるだけで、切なくも温かい気持ちにさせてもらえる一冊です。

  • あっか さん

    読了日：2018/09/17

    ふっと近所で見かけるようになった野良猫ぽーの写真集。これ、泣かない人はいないんじゃないだろうか(´；Д；`)猫好きさん必読！カメラマンの著者さんが、ただ猫が好き♡だけではなく、本当に野良猫たちのことを考え行動している様子が伝わってきて素敵だし、凄い。地域猫を保護する活動やその方法なども知ることができます。ぽーの人間関係（猫関係？）も、様子が目に浮かぶようでほっこり。だめだー最後は思い出しても泣ける…

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１９５８年９月２３日生まれ。滋賀県出身。フォトグラファーアシスタントを経て、編集プロダクションにカメラマンとして入社。１９９１年よりフリーに。日本写真家協会（ＪＰＳ）会員。報道カメラマンとしてボスニア・ヘルツェゴビナやアフガニスタン、カンボジア、北朝鮮などを撮影。東日本大震災後は、原発周辺に取り残さ

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