女興行師 吉本せい 浪花演藝史譚 ちくま文庫

矢野誠一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480434715
ISBN 10 : 4480434712
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

大正時代大阪演芸界を席捲した“吉本興業部”―現在の吉本興業の土台を作り上げた希代の名プロデューサー吉本せい。夫との死別後、弟たちと力をあわせて社業を盛り立てた六〇年の生涯を辿りつつ、桂春団治、エンタツ・アチャコら藝人たちの藝と生き方、「落語から漫才へ」と動く関西演藝の激動期を鮮やかに描く。NHK連続テレビ小説『わろてんか』主人公のモデルになった女社長の一代記。

目次 : 序章 家庭/ 1 第二文藝館/ 2 桂春團治と安来節/ 3 万歳と小市民/ 4 エンタツ・アチャコ/ 5 落語との訣別/ 6 崩壊/ 終章 南区心斎橋筋二丁目

【著者紹介】
矢野誠一 : 1935年、東京生まれ。文化学院卒。62〜68年、八代文楽、圓生、五代小さんらの噺家をあつめた「精選落語会」を企画、成功させる。演劇・演藝評論、評伝、エッセイ等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • デジ姫 さん

    子供の頃からの半生ではなく、ましてドラマと違って下心アリありの親切に失望とした高さを感じた。もしこのままをドラマにしていたら私は決して見ないだろう!

  • 鷹ぼん さん

    朝ドラが、山崎豊子『花のれん』に題材を得たものになり、「吉本せい」関連本が書店に並ぶ。数ある中で、矢野先生の本書が吉本せいと言う人を最もよく知ることができる書ではないだろうか。本書でも指摘されているが、小説は脚色虚飾にあふれているのが常で、本書のように多くの資料に当り、足を使ってまとめたものの信頼度は頗る高い。あとがきに「吉本せいの思いをよそに、藝は大きく変質して、藝というより、創造性のない風俗、風潮と化してしまった」とあるが、今回の文庫化で著者が最も声を大にしたかったのは、恐らくここではないかと思う。

  • Aさの さん

    ★★★★☆ 立志伝中の女傑・吉本せいを突き放し突き放し、その時代とともに描き出した評伝。これを読めばますます、逆説的に、山崎豊子『花のれん』の素晴らしさが判ります。

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人物・団体紹介

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矢野誠一

1935年東京生まれ、文化学院卒。藝能評論家。都民劇場理事、早川清文学振興財団理事。菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞選考委員。第10回大衆文学研究賞(1996年)、第14回スポニチ文化芸術大賞優秀賞(2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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